GX200には赤外線カットフイルターが内蔵されていない様なので赤外線写真に挑戦です。
IR90シートフイルターを切り出し、レンズ保護フイルターに組み込んで赤外線フイルターの自作。
GX200はアダプター(右上の筒状の物)により、ワイド・テレコンバージョンレンズや
各種フイルターを取り付ける事が出来ます。
こんな風景を赤外線写真にすれば・・・・。
この様になります。
ただの白黒写真じゃないかって?良~く見て下さい、違いがわかります。
新緑の季節になったら、草原や森の中の写真を撮ってみます。
ちょいとピントが甘かったが、海岸の波を15秒露光で撮ったものです。
赤外線写真は、可視光に比べピント位置が極端な前ピンになります。
GX200とIR90の組み合わせでの無限大は、ワイド側(5.1mm)で0.3m
テレ側(15.3mm)で1.0m付近でピントがあいます。
昨日は「GX200の各性能はしょせんコンデジ」と書いたが、デジイチとコンデジの性能を比較する事自体無理が有るし、そもそもコンデジの定義って何だろう。
私なりに解釈すれば、撮像素子の大きさがフォーサーズ(17.3mm×13.0mm)以下を
コンデジに分類出来るのではないか。
GX200の撮像素子は1/1.7型(約7.45mm×5.58mm)であるから立派なコンデジである。
これはNiokn D90 で撮ったもの。
同時刻同じ場所をGX200 で撮ったもの。
ブログ用にサイズダウンしてあるので違いがハッキリしないが、原画では階調性の差異が明らか。
部分を拡大して比較してみた。左がD90、右がGX200。
D90の撮像素子は、1230万画素 23.6mm×15.8mm CMOSセンサー
GX200の撮像素子は、1210万画素 7.45mm×5.58mm CCDセンサー
面積約九分の一の撮像素子に同程度の画素を詰め込んでいる割には、
GX200はがんばっているのだ。
画質調整すればこの通り、フジクロームベルビア風のメリハリが効いた画も撮れます。
これはたまたま白をほぼ白として表現出来ているが、雪面の白をD90並に白として
写し取るのは非常に難しいか不可能みたい。
明日は「GX200を使用して赤外線写真で遊んでみる」です。
暇つぶしに野山へ行ったり旅行に出かけるのも、この歳に成れば気力体力有ればこそ。
生来の怠け者であるから、暇が有れば寝てばかりいたのでそもそも気力という物を
持ち合わせていない。ならば体力だけでもと思い、暇にまかせて散歩と称し近所をウロつく。
ただ歩き回るだけでは面白くないので、デジカメ持って野山の花の下手な写真撮ったりしている。
写真が下手でもD90ならばそれなりの画にしてくれるのだが、デジイチの中では小型軽量とはいえ
16mm~85mmズームレンズを付ければ重さが1.1kgも有るのだ。
ヒョイとつまんでブラリと散歩には重すぎる。そこで今年からはRICOH GX200 を持ち歩いている。
重さは208g、機能はデジイチ並に多機能だが、各性能はしょせんコンデジ・・・・以下明日に続く。