夕焼けが美しければ美しいほど、翌日は暑くなる。今日の札幌の最高気温は31°とか。
北国の短い夏も真っ盛り、ありとあらゆる雑草が盛大に蔓延り、
クズの葉も立木や地面を覆い尽くしている。葉隠れにクズの花です。
葉も茎も花も、全身トゲだらけのアメリカオニアザミ、手に取らず見るだけです。
野山を黄色い絨毯で埋め尽くすオオハンゴンソウの大群落、1つだけ覗いてみた。
この時期は野山はもとより、街中もノラニンジンに占領されつくしている。
こ奴らの繁殖力はほとんどエイリアンだ。
セイタカアワダチソウもエイリアンの一種だ。
ツルニンジンとサラシナショウマの蕾です。
ススキの葉をチマキみたいに丸めて作った虫の巣、何者か知らないが器用なものだ。
7月23日に樽前山へ行った時は、濃霧・強風・低温のため東山から引き返したが、
先日8月3日は、天気予報確認の上行ったのでご覧のとおり抜ける様な晴天でした。
山ガールならぬ山オバサンが何やら会議中、これが本当のサミットだ、なんちゃって。
まずは南回りで外輪山上を西山へ向かいます。
日差しを遮る一木も無い尾根歩きだが、風が涼しくとっても気持ちが良かった。
南側から見た溶岩ドーム、A火口の噴気は少なく西面の活動の方が活発だった。
いつ何時火砕流を伴う大噴火を起こすかも知れない樽前山、でも大丈夫、
しっかりと観測しているから。
西山頂上から溶岩ドームと火口原を望む。
小さな火山だが、先史時代を思わせる荒々しくも荒涼とした風景がいいな。
溶岩ドームの北面、頂上の岩塊は今にも崩れ落ちそうだが登ってみたい。
ドームの周囲を取り囲む様に、崩落した岩塊が散らばっている。
932m峰と風不死岳(1102.4m)こちら側の風景もミニ山岳っぽくてなかなかよろしい。
支笏湖の上空に広がる巻雲・・・・上空一万mまでは晴れだ。
最後にまた東山まで登り直さなければならない、これが結構きついのだ。
樽前山のタルマエソウだよ。
道端に咲くイワギキョウです。
暑中お見舞い申し上げます。
やはり暑いときには滝でも眺めているか、冷たいソーメンでも食べているのが一番です。
落語のネタに「ご隠居、このボラがソーメン食っている絵は何ですか?」
「バカ者、コイの滝登りじゃ!」なんてぇのが有りましたね。
札幌で滝といえば「日本の滝百選」にも選ばれたアシリベツの滝です。
滝壺の近くへは行けないので、涼しさは眺めて気分だけですが。
日本人てぇのは、何ですぐにこうゆうものを造りたがるのでしょうか。
せっかくの自然景観がぶち壊しだと思うのですが。
こちら鱒見の滝は近くまで行け本当に涼しいです。
その代わり、水しぶきで全身ずぶ濡れになりますが。
以下は、鱒見の滝への遊歩道脇で撮った花の写真です。
今が盛りのエゾアジサイ
これはエゾアジサイの園芸種でしょうか
ホザキナナカマド
ノリウツギ
キツリフネ
タチギボウシ