前田森林公園から手稲山を可視光線で撮った普通の写真です。
赤外線写真は可視光線ではないので、本来人間の目には見えないが、
フイルムや撮像素子を通して白黒画像として見える様にしてある。
この画像は、IR90フイルターを使用して撮った。
この様に色の付いた赤外線写真をよく見掛けるが、これは画像処理によって
着色したもので「疑似赤外カラー写真」と言うが、この写真は「疑似」ではなく
本物の紫外・赤外カラー写真です。
直線偏光フイルターを二枚重ねにし、光軸を90°にクロスさせると、可視光は
カットされるが、紫外線と赤外線は僅かに透過するのでこの様な写真になります。
ムクゲの花です、花弁は紫外線を強く反射しているようです。
使用カメラは、PENTAX ist DL2 このカメラは赤外線カットフイルターはおろか
ローパスフイルターも無しで、CCDが剥きだしに成っているかも。
そのへんの所は仕様書に書いてないが、実に良く赤外線を拾ってくれます。