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【一口紹介】
■内容(「BOOK」データベースより)■
犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。―息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。
■内容(「MARC」データベースより)■
事件とは、死者にとってのドラマではなく、死者を取り巻く人々の哀しみや懊悩-。そうだとするなら、事件が終わった後にこそ、人の胸を焼き焦がす「真の事件」が頭を擡げる。『小説推理』掲載の短編5編を収録。
【読んだ理由】
初版は2003年6月だが、今年10月文庫化され売れている(紀伊国屋書店文庫本 週間ベストセラー2006年11月13日 ~ 2006年11月19日第4位)の横山秀夫作品。
【印象に残った一行】
『俺は嬉しかったよ。それまで生きて生きてきた中で一番嬉しかった。けそ、それが後になって棘になった。いずれ抜ける。そう思っていた。だけど、」どうだよ?抜けやしない。五年たっても十年たっても抜けてくれない。却って深いところへ刺さっていってる感じがする。このままにしといたんじゃ、いつか俺たちが壊れちまう』
【コメント】
負の遺産を背負った人生が、作者特有のペンタッチで精緻に描かれており、一気に読ませる。
私的には「不眠」が心に残った。

