日本男道記

ある日本男子の生き様

長嶋茂雄 最後の日。 1974.10.14

2015年04月11日 | 読書日記
長嶋茂雄 最後の日。 1974.10.14
クリエーター情報なし
文藝春秋

【一口紹介】
◆内容紹介◆
「我が巨人軍は永久に不滅です」の真実

昭和49年10月14日、長嶋が現役引退した一日を完全再現。
引退を決めた瞬間からあのフレーズが生まれた経緯までを本人が明かす。

◆内容(「BOOK」データベースより)◆
昭和49年10月14日、伝説のスピーチとともに、17年間の現役生活に幕を下ろしたミスターG・長嶋茂雄。
その決断に至るまでの葛藤を、40年の歳月を経たいま、初めて語る。

◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
鷲田/康
1957年埼玉県生まれ。慶應義塾大学卒業後、報知新聞社入社。87、88年に中日担当。
91年オフから巨人キャップとして93年の長嶋監督復帰、松井秀喜選手の入団などを取材。
およそ10年にわたり読売ジャイアンツ取材に携わった。2003年に独立。日米を問わず野球の面白さを現場から伝え続け、『Number』ほか雑誌・新聞で活躍

【読んだ理由】
書名に惹かれて。

【印象に残った一行】
「なあ、深ちゃん・・・」
このときの訴えかけるような表情を、深澤は鮮明に覚えている。
「バットのスイングスピードだってオレは誰にも負けていないよな?振る量だって相変わらずオレが球界で一番だろ?」
深澤は頷いた。
「だからオレは肉体の限界を感じて辞めるんじゃないんだ。でも、巨人軍というチームの流れの中で川上さんが監督を辞めて、そのあとは長嶋だと球団も思っているし、世間の皆さんもそう思っている。ここでオレがもう1年、2年やらせろと言ったら・・・」
一瞬、上を向いた長嶋は吐き出した。
「・・・ガキだよなぁ」
前年オフの川上の”引退勧告”kら、葛藤に葛藤を重ねてたどりついた引退の決意に揺るぎがあるわけではない。
ただ、長嶋はプレーヤーとしての自分に対する自信とプライドを失ってバットを置くわけではなかった。そう言いたかったのである。

プロ野球こそ、日本人がいつも見ていた戦後の風景であり、その中心にいたのが長嶋だったのである。

【コメント】
長嶋の巨人軍入団が私が小学2年生、長嶋を応援しながら育った自称長嶋茂雄世代である。
憧れの長嶋と一瞬目を合わせた(錯覚かもしれないが)瞬間をはっきりと覚えている。
昭和49年に某社に入社し宮崎に配属となり、仕事を終えた事務所でTV中継で引退の挨拶を万感の思いで聞いた。
その翌年、監督となった長嶋が率いる新生巨人軍の宮崎キャンプに休日に見学に出掛けた。
ある日、練習を終えて乗り込んだ帰りのバスに一番前の席に坐っていた長嶋監督と目が合ったのである。

Daily Vocabulary(2015/04/11)

2015年04月11日 | Daily Vocabulary
16216.be beneficial to(~に良い、ためになる)
Honey is beneficial to your health.
16217.I'm here to(私は~しに来ました)
I'm here to to tell you about new information.
16218.addict(添加物)
It's raw honey that's pure and has no addict.
16219.comprehensive exam(総合健診)
He is offring a new patient special which include a comprehensive exam.
16220.immediate coverage(即刻対応)
You get immediate coverage.
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