【内容】
希望退職を強いられたサラリーマン、パチンコ中毒の妻に悩まされる夫、交通事故で新婚の息子を亡くした父親、「婚活」に翻弄される男女……本書に登場するのはけっして特別な人ではありませんが、それぞれ心の中に物語を持っています。ベストセラー『友がみな我よりえらく見える日は』で、“日本のボブ・グリーン”とも評された著者・上原さんは、無名の人たちにそっと寄り添い、話を聞きます。さりげない筆致ながら、胸には静かな余韻が残ります。原稿を読んだある方は、「まるでアキ・カウリスマキの映画のようだ」と漏らしました。押しつけではない感動と、人生への再発見に満ちた傑作コラム・ノンフィクション集です。
【読んだ理由】
上原 隆作品。
上原 隆作品。
【コメント】
人生いろいろ。