阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

さくら      茨木のり子

2021年03月31日 | 音楽・絵画・映画・文芸

さくら                             茨木のり子      

ことしも生きて
さくらを見ています
ひとは生涯に
何回ぐらいさくらをみるのかしら
ものごころつくのが十歳ぐらいなら
どんなに多くても七十回ぐらい
三十回 四十回のひともざら
なんという少なさだろう
もっともっと多く見るような気がするのは
祖先の視覚も
まぎれこみ重なりあい霞だつせいでしょう
あでやかとも妖しとも不気味とも
据えかねる花のいろ
さくらふぶきの下を
ふららと歩けば
一瞬
名僧のごとくにわかるのです
死こそ常態
生はいとしき蜃気楼と

  1992年作

        茨木のり子click

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

自分の感受性くらい   私が一番きれいだったとき    茨木のり子  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧中川河畔の桜  北十間川をあがる   その2

2021年03月31日 | 身辺あれこれ

東武亀戸線の踏切の一つ

北十間川沿いに歩いたら明治通りに出た。

福神橋の上から撮影

福新橋交差点を亀戸駅方面に歩いていくと、以前参拝したことのある香取神社があった。

210322 ウオーキング 歩行数 6834歩  歩行距離 4.4㎞

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

  全体の約8割のシーンが諏訪地方で撮影された映画「砕け散るところを見せてあげる」が間もなくリリース

2021年03月31日 | 諏訪便り

石井杏奈さんら主演映画「諏訪シネマズ」認定  長野日報

2021年3月30日 6時00分

諏訪地方観光連盟(会長・金子ゆかり諏訪市長)は29日、諏訪市の諏訪清陵高校や諏訪中央公園などでロケーション撮影された映画「砕け散るところを見せてあげる」(4月9日公開)を「諏訪シネマズ」第3号に認定した。市役所で認定式が行われ、主演女優の石井杏奈さん(22)がオンラインで参加。金子会長が認定書を読み上げ、2人が認定書を掲げた。

同映画は10代特有の空気感を表現し、人気を集める作家竹宮ゆゆこさんのベストセラー小説が原作。全体の約8割のシーンが諏訪地方で撮影され、延べ400人を超える地元住民らがエキストラ出演した。ロケは2018年9月28日から10月22日にかけて行われた。

石井さんは学年全体からいじめを受ける高校1年生の孤独な少女・蔵本玻璃を演じた。玻璃に手を差し伸べる高校3年生の濱田清澄を演じた中川大志さんとのダブル主演作品で公開前から注目を集めている。

認定式で金子会長は「多くの地元住民がエキストラ、ボランティアとして関わった。この映画に対する地域の思いはとても強い。時代を超えて愛される映画になると確信している」とあいさつした。

式後、取材に応じた石井さんは諏訪地方の印象について「小説や台本を読んで自分の中でイメージしていた作品の中の街並みを驚くほど忠実に再現していた」と振り返った。石井さんにとって13本目の出演映画となる同作品について「この映画と諏訪の街は私にとって、とても大きな存在で、これからの役者人生の中で財産となると思う」と思い入れの強さを強調。

撮影の合間には下諏訪町の諏訪大社春宮を訪れたといい、「もし、もう一度、諏訪を訪れる機会があったら4社すべてを巡ってみたい」と話した。

同映画は4月9日に岡谷市中央町の映画館「岡谷スカラ座」をはじめ、全国の映画館で公開。諏訪シネマズにはこれまでに「バースデーカード」(2016年)と「よあけの焚き火」(2019年)が認定を受けている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする