阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

シャンツアイ(パクチー)に本葉が出てきた。

2021年07月15日 | 花・草・木・生き物

相変わらずムラサキ山芋のツルの葉が茂る

ガジュマルもますます元気だ。

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阿智胡地亭便り⑰ #57 <隠居の茶話・その三>    こんな便りを2002年頃からメールで友人知人に発信した。

2021年07月15日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

#57<隠居の茶話・その三>   2004.04.18

 売れない落語家の 阿智胡地亭辛好 が今日も今日とて、楽屋横の隠居部屋に上がりこみ、
席亭のご隠居と毒にも薬にもならない話で盛り上がっております。
 
-関西弁 バージョン-
 
辛好:ご隠居さん、今回のイラクの人質事件が起きてから、北朝鮮に親族を拉致された家族が、
今度の人質や家族の言うてる事と政府の対応をどう見てはるかずうっと気になってましてん。
  かたや本人の責任は全く無いのにある日突然「人さらい」にあって未だに生死もわからへん。
こなたは危険地域に指定され渡航を控えるように指示が出ている場所へ自分の意思で行って拉致された。
 
ほんで今度の人質の家族連中は居丈高に国に「おまえのせいで解放されん、なんとかせい」と要求する。
 
隠居:そういや北朝鮮の拉致家族は、長年目出屋にもお上にも政治屋さんにも知らん顔をされて、
長いこと拉致そのものもないことにされて記事にもならんかったらしいな。  目出屋ーmedia
    
辛好:今度は民間人5人の人質でっしゃろ?北に拉致されたんは50人超えてるんやけど
同じ日本人の生死でも重みがえらい違いますな。
 
隠居:そらお前、当たり前や。 今度は自衛隊の派遣の是非そのものに直接響いてきてるがな。
お上や、与党2政党のエライさんの首にも関わることやから扱いが全然違うワ。
 
辛好:日本国籍者一人が生きるか死ぬか言うことやったら、どっちも同じやと思うけど、
時の政権に影響あるかどうか、報道する価値があるかどうかで日本人の命のありようも
違てくるワケですか。どっちの物差しもワシら一般人が決められることやあらへん。
言われるまんまですな。
  そやけど今回したたかやなあと感心したんは、人質の家族が途中から世間のリンチの空気を
察知して、物言いを180度変えたところですわ。
 
隠居:そらそうや、日本はそう簡単に変われへん。世間様の目ぇは徳川さんの時代と同じや。
お家の中から罪人が出たら責めは五族に及んで、それを身内で償なわんといかんのや。 
特に地方で暮らしてみい。そこにおられんようにされるで。 あれはもう手ぇ離れた成人です
言うても許してくれへん。そない育てた親が悪いんや言われてな。

明治以降の法律は法律で有難いことやけど、わしらには長い間の世間様の目ぇちゅうのが縛り
としてはまだまだ重いわな。それにしてもいつものことやけど、いい大人の個人行動の話やのに、
こういう場合必ず家族を 引っ張り出す目出屋も懲りんこっちゃ。目出屋に顔を出す家族も家族とは思うけど、
顔ださんとこれまた、無責任やと夜昼なく彼らにつるし上げられるらしいからな。
  
辛好:拉致家族の人らは支援もないどうしようもない中で、自分が動かんければ誰がやってくれる言うて
必死でここまで何とかやってこられたのに、こんな連中にかきまぜられてこのかん、なんや影が薄うなって
しもて本当にお気の毒やと思いましたわ。

 
隠居:目出屋は今売れる記事やと自分らで思う以外の事は記事にせえへん。事が無くてもほじくりだして、
紙面を埋めたりもするしな。
向こうも記事が売れてなんぼのゼニ商売やとおもて新聞や週刊誌を読むしかこっちの自衛策はなさそうやな。
    
おまけに自分らに都合の悪い内部の不祥事はなかなか書かへんしな。
 
辛好:話はちゃいまっけど、向こうでは聖職者ちゅうのがデバってきたら、まだ話がつくんですな。
うちら聖職者ちゅうのは法事の坊さんでしかお付き合いがないけど。
 
隠居:そら聖職者が毎日の生活に出てこんでも日々暮らしていける、人類社会が始めて造った
シアワセな国なんや日本は。
 
そのかわりと言うわけやないけど京都の祇園の夜のこと知ってるか?京都には立派なお寺さんが数々あって、
その拝観料の上がりを懐にした高僧の坊さんのお陰で祇園の夜は持ってるんや。日本の聖職者も彼らなりに
社会貢献をされている。
 
辛好:そういや、例の「やんごとない系図ビジネス」を言うて来た京都プロの懇意のダチが「これ ホントの話でして、
京都の一流ホテルのスウィートルームの年間平均75%以上が、全国に散らばるXYZ宗の高僧が(ニョニン連れ)で
ご利用頂いているのが実態であるからです。余り これを言うとバチが当たり商売にも影響するらしいですが。」
なんぞとも言うてはりましたは。
 
 「京都の格式ある大きなお寺さんは企業で言うと各宗派の本社にあたり、全国の支社に当たる同じ宗派の各地の
お寺の住職が大体2年任期でいろんな役僧を勤めます。この間は当然京都単身赴任となり、その宗派の本庁行政を
担うと同時に、代々の役得ということで毎晩の京都の夜に大いに貢献しているそうです。勿論全員がそうとは言いませんが・・」
ちゅうのんは別の人から聞いた話ですわ。
 
隠居:お前もこんなところでゼニにならん日本の坊さんの薀蓄話をしとらんと、せめて祇園の坊さんのお座敷に呼ばれて、
幇間持ちでもして稼いで来てくれや。今晩も寄席のお客さん少ないんやから。    
 
辛好:ご隠居さん、そんなこと言いはっても、自分に砲弾が飛んでこん家で、
好きなことを言うてタダでスリル満点のヒトゴトのテレビの画面を楽しめるんやから、
わざわざ金払うて寄席へ来る客は減る一方ですわ。まあ落語家も他人事を笑いの
ネタにしてオマンマ食うてるんやから同じ穴のムジナやけど。
 
こらあかん、マジなこと言うてたら、こっちは「苛苦の落伍家」になりそうや。
 
 お後がよろしいようで・・・

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かんぽ不正問題をすり替えて“報道弾圧”…日本郵政は「陰湿な手口」でNHKを攻撃していた。   文春オンライン

2021年07月15日 | SNS・既存メディアからの引用記事

一部引用・・・

かんぽ生命の不正販売、ゆうちょ銀行の不正引き出し、NHKへの報道弾圧……。従業員40万人を超える巨大組織「日本郵政グループ」の、信じられないような不祥事が次々と明らかになっている。

 かんぽ生命の不正問題を最初に報じた「クローズアップ現代+」を巡っては、NHK経営委員会が2018年10月に上田良一NHK会長を厳重注意。今年7月には当時の会議の議事録が全面開示されたが、番組の制作手法を激しく批判する一部委員の言動が、放送法に抵触していたのではないかと問題視されている。

 日本郵政グループが3社長の連名で抗議文を送付したことで始まったこの問題。そのとき、NHKの制作現場や経営委員会では何が起きていたのか・・・

画像クリックで全文に飛びます。

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