阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

房総のむらのヤマユリが咲き始めた。   千葉県印旛郡栄町安食の住人から

2021年07月12日 | 下総の国の住人Kさんの寄稿アルバム集

55年前に四国は愛媛県新居浜市で知り合った栄町に住む友人のKさんからの便りです。⇒「梅雨とはいえ10日間毎日雨が降っています。
房総のむらのヤマユリが咲き始めたので梅雨の合間の晴れた日にカメラをもって散歩に出かけました。

ヤマユリは黄色い筋模様と赤褐色の斑点が個々の花ごとに違うので写真に撮って見比べるのも楽しみの一つです。
中には毒々しい赤色の斑点も有ります。

また雄シベは開花とともに劣化が始まるので開花間もない花を見つけないと綺麗な写真は撮れません。」

 

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ミニトマトが赤くなってきた。ムラサキ山芋のツルの葉 シャンツアイは育ってます。

2021年07月12日 | 花・草・木・生き物

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阿智胡地亭便り⑭  #53<諏訪の御柱祭り> #54<ジエッデイン・デデン>  こんな便りを2002年頃からメールで友人知人に発信した。

2021年07月12日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ


 #53<諏訪の御柱祭り>   2004.03.03

近年、勇壮な「木落とし」などで知られてきた信州諏訪地方の「御柱祭り」は、
延暦23年(804)の寅年から数えて今年で201回目の祭りになるそうです。
 
信濃毎日新聞のHPによると御柱祭りは、 「寅(とら)と申(さる)の年にあたる7年目ごとに行う諏訪大社の式年造営の祭りで、
諏訪市の上社本宮、茅野市の上社前宮、下諏訪町の下社秋宮、下社春宮の二社四宮の四隅に巨木を建てる。
併せて、古くは社殿の造営(建て替え)をしており、今回は宝殿を修復する。
上社、下社それぞれに「山出し」と「里曳(び)き」があり、3日ずつ、計12日間行う。
今回は2004年4月2日から5月10日の間に繰り広げる。」
 
信濃毎日新聞HPに「2004御柱祭り」 という頁が新設されました。
2/28の記事に、先般、諏訪湖の「御神渡り」でご紹介しました亡父の実家の氏神である八剣神社の
「御柱祭り」
(クリック)の記事が出ていましたので、ご紹介します。
諏訪大社の御柱祭りのあと各小宮(諏訪大社の子社、各地区の氏神を小宮と呼ぶ)でもそれぞれの御柱祭りをおこなうそうです。





 
小宮も準備熱気 八剣神社の氏子ら綱打ち(2/28)

2月28日(土) 掲載 

諏訪大社御柱祭の準備が本格化する中、大社の御柱祭の後で行われる各地の小宮御柱祭準備が始まっている。
多くが秋以降に行われるが、地域のきずなを深める大切な催し。大社の準備に劣らず、熱気が高まっている。
 諏訪市小和田ではこのほど、八剣神社の御柱祭に向けて地区十五区の氏子らが地域の 公民館近くや
駐車場など計八カ所に分かれて綱打ちに取り組んだ。
 伝統的に「一之御柱」の男綱を打つ湯小路区では地区公民館横の広場に百二十人余りが集合。
法被姿の男衆が地元農家が育てた稲のわら束を継ぎ足しながら、「せいの」「おっ」「せいの」「おっ」と 威勢良く声を掛け合い、
綱をより上げた。女性や子どもたちは出来上がった元綱のけばを はさみで丁寧に切りそろえた。
 区御柱掛(かかり)長の藤森勇一さん(47)は「綱に向いたわらにしようと、二年前から皆で 稲の品種を考えてきた。
綱打ちは地域が結束するいい機会になった」と笑顔。
主婦木村敏枝さん(53)は「綱を握る人の手に、けばが刺さらないように…」と扱うはさみに 気持ちを込めていた。
 八剣神社の御柱祭は三月二十日に上諏訪の社有林で本見立て。八月に伐採し九月に 山出しと里曳(び)きを行う。

八剣神社神戸市東灘地区氏子(1名のみ)大総代(Unauthorized)     

 阿智胡地亭 辛好 謹白

#54<ジエッデイン・デデン> 
 2004.03.10

 「あのう、昔のトルコの軍隊の行進曲で、ずいぶん前にテレビドラマの阿修羅のごとくのバックに使われていた曲が
入っているCDはないかなあ?」
 
外出して相方がレコード店に入る度に、自分はもう何年も行進曲の棚を探して来たが、
この曲が入ったCDを見つけることが出来なかった。
 
テレビドラマの「阿修羅のごとく」は昭和54年と55年にNHKで放送された。
そしてそのバックにこの曲が使用された。
なんとも不思議なメロデイーとリズムの曲だが、一度聞いていいなあと思った。
そしてシリーズが終わる頃には何とか口笛で吹けるようになっていた。
放送が終わってから録音しておけば良かったと思ったがもう遅かった。
 
向田邦子原作のドラマも面白かったが、この曲を聴きたいためにこのテレビドラマを
見ていたこともあったかも知れない。
 
長年探しても見つけることが出来なかったので、この曲を入れたCDはないのかも知れないと思うようになりだしていた。
しかし最近は本屋も店員が本のことを良く知っていて書名か作者名を言うとすぐ棚を教えてくれたり、
棚に案内してくれることを思って、レコード屋もそうかも知れないと思い、その日入った堂島アバンザのレコード店の女店員に聞いてみた。
 
「はい、それってジエッデイン・デデンという曲じゃないでしょうか」と彼女はすぐにしかも迷わず言いながら歩き出した。
私は「曲名は知らないんだけど・・もう随分昔のことで・・」などと口の中で我ながら訳の分からないことをモゴモゴ言いながらついて行った。
 
(外国の音楽)という棚のところに連れていかれた。いままで目に入らず素通りしていた棚だった。
彼女は迷わず「トルコの軍楽-オスマンの響き」というCDを取り出して渡してくれた。そしてこれ結構出るんですよと言った。
 
収納曲の一番先に「古い陸軍行進曲 ジエッデイン・デデン(祖先も祖父も)」というのがあった。
直感的にこれだと分かった。1999年8月6日発売となっていた。
もっと早く店で聞けばよかったと思った。 この曲のフアンが世の中に沢山いるようで嬉しかった。
 
向田邦子さんは昭和56年の8月22日に台北から高雄行きの飛行機が空中分解した事故で亡くなった。
この曲を口笛で吹くと、彼女が書いた面白いいろんなドラマが頭に浮かぶ。
余談ながら、私はその1週間後に出張で同じ路線の飛行機で高雄に行ったが乗客は5人しかいなかった。
当時高雄の中国鋼鉄の新製鉄所の設備商談が山場で、日本のメーカー各社から人が多く通っており、
月に一度の出張のたびいつもチケット確保が大変な路線だったのだが、事故の後はしばらくガラガラだった。
 
早く聞きたくて、レコード店の近くのスナックでこのCDをかけてもらった。
時間が早くて他の客はいなかった。懐かしい響きが流れてきた。間違いなく探していた
あのトルコの軍楽隊の曲だった。2月に大阪歴史博物館のトルコ3大文明展に行ったが、
期待していたが会場でも販売していなかった。そのときがっかりしただけによけい嬉しかった。

 
聞いていると断片的にドラマの場面も浮かんでくる。それにもましてやはり曲自体がいい。
後から出勤してきた別の女性が店に流れるこのトルコの軍楽を聞いて「どこの球場の野球実況やってるの?」と聞いた。
ちがう、このCDをかけてるんやというと「エ~、阪神の応援団の応援が聞こえてるとばっかりおもてた、
そやけどまだシーズン前やしおかしいなあとおもた」と言う。そう言われれば他の曲はどれも本当に球場の
ラッパや太鼓の応援そのものにも聞こえる。
 
西暦4世紀に出来た世界最古のトルコ陸軍軍楽隊の音楽は、やはりアジアの音楽の源流の一つかも知れない。
理屈ではない懐かしい気持ちが湧いてくる不思議な曲だ。
焼酎のお湯割りを飲みながらこのCDを聞いていると、トルコの音楽がシルクロードを通って中国に入り、
中国経由で日本に来て、演歌の源流になったに違いないと思えてくる。

CEDDİN DEDEN


【和訳付】ジェッディン・デデン/Ceddin Deden【トルコ軍歌】〈Remake〉

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「外国人だからというだけで、アパートを貸してもらえなかった」日本社会にも根強く残る、日常の中での差別観。BLOGOS

2021年07月12日 | SNS・既存メディアからの引用記事

一部引用・・・サッカーのフランス代表でもあるFCバルセロナのグリーズマン選手とデンベレ選手による差別的発言問題。バルセロナのスポンサーでもある楽天の三木谷浩史会長が正式に抗議することを表明、さらにウイニングイレブンなどで知られるゲーム大手コナミがグリーズマン選手とのアンバサダー契約を解除することを発表。チームが謝罪する事態に追い込まれた。両選手もSNSで謝罪するとともに「差別の意図はなかった」と釈明した

・・・・・中略・・・・

ジャーナリストの佐々木俊尚氏は「日本人は同じ村の人間同士は尊敬し合って親しみがあって調和しているんだけど

その外側は全てよそ者、つまり同じ共同体の中に入れば受け入れる、という感覚がある。

多少の不快感や、未知ものに対する違和感も含め、“いろんな人がいるんだからいいじゃないか”っていう感覚を

積み上げていくのが、多様性の本質だと思う。

それなのに、みんな必ず仲良くしなきゃいけない、という勘違いもあると思う」と指摘した。

 

画像クリックで全文に飛びます。

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