#61 今時の若いモン 2004.05.20頃
先日、今日Eちゃんと食事をしてきたと次女が話した。Eちゃんは中学からの次女の親友だ。
そして、Eちゃんがイタリアに出発する日が5月15日に決まったという。
彼女は大学を出て、暫らく三ノ宮のイタリアレストランで働いていた。
ヴィッセル神戸の三浦カズ夫婦がよく来店し彼女も時々話をしていたそうだ。
その店にいる間に調理師の免許を取ったあと、今や神戸でもケーキ店の最大激戦地になった
阪急御影駅周辺にあるケーキ専門店に移ってケーキ職人の修行を始めた。
朝早くから夜遅くまでひたすらケーキ作りに励んでいた。でもその店は従業員の長時間労働が
度を越していたので暫らく働いてやめた。店はその後、労働基準局の立入り検査があった
ほど深夜労働がひどかったらしい。
そしてこのところ、ズカガールだった女性がやっている北野町のレストランで働いていた。
その女性オーナーに気に入られて、新たに出す支店の責任者になって欲しいと言われたが、
彼女には夢があった。必ず自分はパテシィエになるという夢だった。
今、日本ではケーキ職人になりたいと思って修行している女性が相当な数になるらしいが、
彼女は一度はケーキの本場のヨーロッパのどこかでケーキ修業をしたいと思っていた。
あるときよく店に来るイタリア人にそんな話をしたところ、「憧れだけなら誰でも出来る、
イタリアにはローマ帝国時代からのケーキの伝統があるから、イタリアに行ったら」と言われた。
そして「本気でやるならイタリア語が使えなくては修行にならないよ」とも。
彼から京都に日本イタリア京都会館というのがあるのを教えてもらいすぐに訪ねていった。
そしてイタリア各地の語学学校の情報を仕入れ、イタリア語の勉強もスタートした。
父親の説得が一番の難関と言っていたらしいが、それも何とかOKを取って、
いままで働いて貯めた金を全額使ってシエナの語学学校へ行く事に決めたとのことだった。
「私、関空で乗る飛行機間違えへんかなあ」「シエナに行くのにローマで乗り換えやけどできるやろか」
食事を一緒にしながらそんな事を言っていたというので、そんな状態でイタリアへ
行って大丈夫かなあと聞いたこちらが心配になった。
(シエナの風景は2006年夏イタリア旅行の時に撮影した画像)
そして昨日次女の携帯にシエナのインターネットカフェから彼女のホットメールが入ったそうだ。
「シエナの空港で車がなかなか拾えず苦労したけど、無事学校の寮に到着したこと。
イタリア人はいい加減なところがあるから心配やったけど、ちゃんとした学校やったこと。
学生はスイスから来ている人が多いこと。まだコミュニケーションが取れないけど皆と一緒に食事したり
買い物にも行きだしたこと。先生に一人日本人、学生にも何人か日本人がいること」などなど。
「あの子、学生時代親からバイト禁止されていたくらいなのに、働きだしたら自分で自分のやる事決めて
全部実現していく」と次女が言った。
私は「イタリア人はいい加減なところがあるから心配やったけど・・」という彼女のセリフを聞いて内心感嘆した。
行く国のことはちゃんとわかって行っている、このオジサンが心配することは何もないと。
それでも彼女のお父さんは毎日心配で堪らないだろうな、よく出されたなとも。
今の日本の男は甘やかされて自己中ばかり、出来る事は国内で威張る事だけ、
他国でも通用するのは女の方が多いという持論がまたまた強化されそうだ。
日本には従来からジャパンタイムズや朝日新聞、日経新聞などの英文版の英字新聞があるが、そこへ東京新聞がweb版で日々の日本国内ニュースの一部を流すことを開始した。
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中日新聞社が多言語発信を開始 Google連携事業の第1弾 東京新聞TOKYOWebでは新型コロナや東京五輪の記事
2021年7月20日 23時07分
一部引用・・・「私たちは行動制限に疲れている。今一番問題なのは40代、50代の患者が増えていることだが、
その原因はほとんど重症化しない若者を軽症で入院させていること。こんなことをやっていたら、たとえさざ波であっても低い医療キャパシティがいつでも崩壊する。
それを解決せず行動制限を言うのはおかしい。尾身会長は西村経済再生相の横にいてずっと飲食店ばかりに命令して、医療機関には何も命令してこなかった。
現在は重症者が減り、高齢者3600万人の大部分にワクチン接種が済んでいるので、もう平常生活に戻してもいい。
画像クリックで全文に飛びます。木村盛世さんが尾身会長や医師会を痛烈批判「罪は大きい」 https://t.co/nYn15q29tc @Temitajpより
— achikochitei (@achikochitei1) July 22, 2021