2022年12月6日 6時00分 出荷に向けて加工作業が進む干し柿作り
下諏訪町東山田の合同会社「一ノ釜」(宮坂宏代表)は7日から、地元住民宅で取れた蜂屋柿を使った干し柿「東山田柿」を販売する。
東山田の柿を地域の特産品にしようと、2020年から生産・販売を開始。昨年は柿が不作で生産を見送ったため、販売は2年ぶり。
同社は「一つ一つ手作業で作った。蜂屋柿らしい深みのある甘さを味わってほしい」と呼び掛けている。
同社は事業に賛同した民家約20軒と契約し、60本近くの木から柿を収穫。今年は約2万個収穫し、10月下旬から加工を始めた。
丁寧にへた取りや皮むきをした柿をガラスハウス内で30日間干してから、外で1週間ほど天日干しをして余分な水分を抜き、
仕上がったものから順次包装して取扱店舗に出荷している。
商品は、9~10個を袋詰めしたものと、上質な柿3~4個をボトル詰めしたものの2種類で、価格は各1000円(税込み)。
アーサー整骨院、山花食堂、三沢たばこ店、福田屋本店(以上、下諏訪町)、ミフジOA(諏訪市)、呉竹鮨(茅野市)、日本亭(岡谷市)で販売する。
広報担当の山田哲男さん(70)は「ゆくゆくはお正月に帰郷した人のお土産として喜ばれるような特産品になってほしい」と期待している。
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