安曇野市の家(実家)の畑から、トマト、ピーマン、キューリをもいできました。色、形ともに売り物にできるものではありませんが、家庭用に食べるのにはこれで充分です。この時期は、次から次になるので、とても食べ切れません。自然の恵みに感謝して、塩をふっていただきました。馬鈴薯もそろそろ掘り出していいころあいなので、次に帰った際に作業をする予定です。ミュージシャンの数が多いコンボによる作品。
ZOOT SIMS (ズート・シムズ)
JAZZ MISSION TO MOSCOW (COLPIX 1962年録音)
リーダーを誰とも決められないアルバムですが、ズート・シムズ名義にしました。1962年にソ連公演を行ったベニー・グッドマン楽団のメンバーを中心にしたコンボで、帰国後録音されたアルバムです。曲も、グッドマン楽団のものを演奏していますが、アレンジをアル・コーンが新しく手がけていて、彼の作品ともいえるものです。
メンバーは、フィル・ウッズ(cl,as)、ジェリー・ドジオン(fl,as)、ズート・シムズ(ts)、ジーン・アレン(bs)、ジミー・マックスウェル(tp)、マーキー・マルコヴィッチ(tp)、ウィリー・デニス(tb)、エディ・コスタ(p)、ビル・クロウ(b)、メル・ルイス(ds)の10人。ビッグバンドまでは行きませんが、大型コンボとしてアンサンブルも充分楽しめる編成です。ズート名義としましたが、フィル・ウッズもかなり活躍しています。
曲は、メル・パウエル作「Mission To Moscow」、「The Sochi Boatman」(ヴォルガの舟歌)、「Midnight in Moscow」(モスクワ郊外の夕べ)、「Let's Dance」、「Russian Lullaby」(ロシアン・ララバイ)、「Red, White and Blue Eyes」(黒い瞳)。メル・パウエルは、グッドマン楽団のピアノ奏者です。ロシア民謡やグッドマンナンバーが選曲されていて、懐かしいメロディを聴くことができます。
収録曲のメロディの魅力も大きいのですが、流れるように高速で奏でられるアンサンブルやその中をぬって出てくるソロなど、大型コンボジャズの楽しさを具現化したアルバムです。中でも、「Mission To Moscow」におけるエディ・コスタ(p)の低音部を使った迫力十分のソロ、「The Sochi Boatman」(ヴォルガの舟歌)におけるズート・シムズ(ts)のソロ、「Midnight in Moscow」におけるフィル・ウッズのモダンなクラリネット演奏など聴きどころがたくさんあります。
【自家製野菜】
テーブルの上で、蛍光灯の直下なので色合いはよくわからないかもしれません。