安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

トミー・フラナガン THE TOMMY FLANAGAN TRIO

2014-09-10 21:24:49 | ピアノ・トリオ

長野県下伊那郡泰阜村に住んでいる知人が、仕事のついでに僕を訪ねてくれました。飯田市に単身赴任していた時に知り合った方で、トマトや市田柿の生産・加工などを行っています。お土産に、同村にある(株)ゆず姫の「ゆず生姜飴」と「山ぶどう飴」をいただきました。(株)ゆず姫の主力商品は、「ゆずチョコレート」ですが、ゆずを使ったカステラや飴なども作っています。どちらの飴もすっきりとして美味しい。最高に美味なアルバム。

TOMMY FLANAGAN(トミー・フラナガン)
THE TOMMY FLANAGAN TRIO (Moodsville 1960年録音)

   Moodsville_9

トミー・フラナガン(p)の超有名アルバムです。どうして、取り上げたのかといいますと、日本盤LPを既に持っていたのですが、それを失念して、タワーレコードの店頭で見かけたCDを買ってしまったからです。物忘れを度々するようになっただけですが、これは、常に手元に置いておきたいアルバムです。

メンバーは、トミー・フラナガン(p)、トミー・ポッター(b)、ロイ・ヘインズ(ds)。プレスティッジの傍系レーベルであるムーズヴィルは、その名の通り、スタンダード曲を収録したムーディーなアルバムを制作したレーベルです。ラインナップを見ると、レッド・ガーランドやフランク・ウェスのものなど食指をそそられるものも何作かあります。フラナガンのものは、このレーベルの代表作といっていいかもしれません。

曲はスタンダードが、「In The Blue of The Evening」、「You Go To My Head」、「Velvet Moon」、「Come Sunday」、「Born To Be Blue」、「In A Sentimental Mood」、そしてフランガンの自作「Jes' Fine」の全7曲。よく知られている曲ばかりではありませんし、デューク・エリントンのものが2曲入っています。このあたりは、フラナガンの選曲のセンスの良さが発揮されているのではないでしょうか。

スローからミディアムテンポくらいで、しみじみとした美しいピアノ演奏を楽しめます。しゃれた前奏とともに、和音にそった自然な響きのアドリブが心地よく、たまに入れるアクセントも効果的です。全部いいけど、特に、「Velvet Moon」や「In A Sentimental Mood」におけるテーマの歌い方やメロディアスなソロが印象深く、フラナガン自作の「Jes' Fine」では、力強さもみせ、よくスイングしています。

【(株)ゆず姫のゆず生姜飴と山ぶどう飴】

(株)ゆず姫住所:長野県下伊那郡泰阜村大畑7520
(株)ゆず姫電話番号:0260-25-2200
(参考)泰阜村ホームページ:泰阜村ホームページ

      Yuzuhimeyuzuame201409
それぞれ内容量は70グラムです。

      Yuzuchocopaccage
ヴァレンタイン・デイの季節によく売れる柚子チョコレート(パッケージ)です。