長野県木曽町に住んでいる友人M君から、御嶽山の噴火災害により、全く被害がない周辺地域の経済が影響を受けているので、その支援のために、開田高原の蕎麦を買ってほしいと頼まれました。もちろん購入しましたが、地粉で作った蕎麦は、腰があって素朴な味で、都会から来た観光客の方にも喜ばれるに違いない、美味しい蕎麦です。素朴なイメージがあるミュージシャンですが。
RED HOLLOWAY (レッド・ホロウェイ)
NICA'S DREAM (SteepleChase 1984年録音)
ミルト・ジャクソン=レイ・ブラウンクインテットを、学生時代に聴いたのですが、メンバーの中で全く見たこともない名前があって、それがレッド・ホロウェイ(ts)でした。既にベテランという感じで、休止のところで、テナーをたかだかと持ち上げて、それから一気にソロになだれこんでいったところのカッコよさは、脳裏に焼き付いています。ですが、当時の日本での知名度の低さに、積極的にレコードを集めるところまではいきませんでした。
メンバーは、レッド・ホロウェイ(ts, as)、ホレス・パーラン(p)、イェスパー・ルンゴー(b)、オーア・タンゴー(ds)。コペンハーゲンにおける録音です。ホレス・パーランの黒っぽいピアノが聴けそうですし、また、ルンゴー(b)とタンゴー(ds)は、日本のマシュマロレーベルの諸作でもおなじみのデンマークを代表するミュージシャンで、リズム・セクションが充実しています。
曲は、ホロウェイの自作が2曲で、「Reshma Rani Barnase」と「369 Blues」、ホレス・シルバー作「Nica's Dream」、デンジル・べスト作「Wee」、スタンダードの「Lover Man」、「Love For Sale」(恋の売り物)、「Georgia On My Mind」(わが心のジョージア)で全7曲。ブルーズ系ばかりでなく、スタンダードに加え、ビ・バップないしハードバップ寄りの選曲です。
胸のすくようなビ・バップが楽しめて、なかなかよいアルバム。レッド・ホロウェイは、テナーとアルトを吹き、フレーズは異なりますが、ソニー・スティットのようです。テンポの速いものでは、「Wee」がよく、ホロウェイやパーランのソロはスリルに富んでいます。バラードの「Lover Man」は、10分にも及ぶ長いトラックで、次々と楽想を展開していくホロウェイのプレイにはびっくりしました。続くパーランのソロも味わい深い。レコードで聴いていますが、現在CDが入手できます。
【かいだそば】
お問い合わせ先:開田高原振興公社
ゆうパックで送られてきました。
細く切ってあって、この点は僕の好みです。そばつゆもついています。
同封されていた、季刊誌「木曽路」です。内容は、木曽地域の観光スポット、スキー場、名産品、銘酒の紹介や歳時記です。中を見たら、木曽地域には5つのスキー場があるとのことで、意外に多いです。