安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

風越山登山 (1,535m 長野県飯田市)(1)

2017-01-09 17:33:52 | 登山・ハイキング

2017年(平成29年)1月2日に初登山に風越山(かざこしやま 標高1,535m)へ行ってきました。押洞(おしぼら)ルートを上りましたが、登山道はよく整備され、お地蔵様や神社があり、途中では南アルプスの展望もきくなど、楽しい山でした。子供を含む10組くらいの方と出会い、多くの方に愛されている山です。

歩行時間は、上り1時間50分(虚空蔵山経由)、下り1時間42分(延命水経由)で、計3時間32分でした。帰りには、砂払温泉に入浴し、「3びきのこぶた」で幻豚ロースかつ定食を食べ、高森町にある「リデルコーヒーハウス」でジャズを聴いて安曇野市に帰りました。天候に恵まれ、よいお正月の一日でした。

【行 程】

(登山口まで)

長野市自宅7:00~風越山麓公園駐車場9:20 (高速道長野IC、飯田IC経由、途中コンビニで買物)

(上り)

駐車場発9:28~風越山登山口9:31~石灯籠9:50~秋葉様10:16~虚空蔵山山頂10:28ー10:32~展望台11:05ー11:10~白山社奥宮11:23~山頂11:39ー11:51

(下り)

山頂11:52~虚空蔵山手前延命水分岐12:43~延命水12:47ー12:50~秋葉様12:56~石灯籠13:15~風越山登山口13:31~駐車場13:36

【 駐車場~登山口~虚空蔵山山頂~展望台~白山社奥宮~山頂】

  

風越山麓公園の駐車場に停めました。右手に見えているのはトレイですが、冬季閉鎖中でした。

  

押洞ルートの登山口。風越山麓公園の手前になり、駐車場から下りを歩いて、4~5分です。

  

ゴルフ練習場の脇を上っていきます。

  

コンクリートから土の道になりますが、道幅は広いです。

  

緩い上りが続きます。狢坂という名称がつけられています。

  

落ち葉が積もってフワフワした快適な道です。

  

登山口から20分ほど歩くと石灯籠です。石灯籠の間に道がありますが、滝の沢ルートです。

  

石灯籠から少し行ったところに、お地蔵様があります。この山は信仰の山なので、お地蔵様はあちこちに見受けられました。

  

巣箱がかけられています。鳥も多いに違いありません。

  

道沿いに木の根が出ている場所が多かったです。

  

暖かい日だったこともありますが、道や落ち葉が凍ることもなく、柔らかい道で、さすがに長野県でも南の方だけのことはあります。

  

にが竹方面分岐。右手に折れていきます。

  

大きな石が道沿いにありますが、蚕種石と名付けられています。説明は、次の写真をご覧ください。

  

  

展望の効く休憩場所。丸太のベンチが設けられています。

  

飯田市北部が展望できます。

  

  

秋葉様(秋葉大権現の石碑)。

  

秋葉様で分岐し、左に行くと延命水コースです。右に上り、虚空蔵山を目指します。

  

秋葉様を右に折れて進んだところ。

  

奴谷(やっこだに)。道の右側が切れ込んでいます。左右に曲がりながら、虚空蔵山を目指します。

  

この石段を上がると虚空蔵山です。

  

虚空蔵山(標高1,130m)。遠足でここまでくる小学校もあるそうです。

  

東屋も整備されていて、広い広場になっています。

  

祠があったので、お参りしてから進みました。

  

展望を得ることができ、休憩場所に最適です。僕が到着した時には、二組の登山者が休んでいました。

  

虚空蔵山からは少し下がります。

  

今庫の泉方面分岐。

  

分岐には、ベニマンサク自生地の案内看板が立っています。すぐ左にベニマンサクがあります。

  

比丘尼の住居跡。

  

整然とした道です。

  

矢立。

  

カーブしながら高度を上げていきます。

  

稜線に出てきました。今庫(いまくら)の泉方面への分岐。

【展望台】

  

今庫の泉分岐からすぐに展望台(標高1,410m)に着きます。以下、展望台からの東方面の眺望です。

  

南アルプス方面展望。

  

仙丈ヶ岳

  

北岳・中白根・間ノ岳

  

塩見岳

  

鳥居。

  

岩を削って作った階段のようです。

  

奥宮随身門。ここを抜けると階段がありすぐに奥宮です。

  

白山社奥宮(国重要文化財)。お参りをして、正面左手から山頂を目指します。

  

笹に覆われた道です。

  

いったん下ります。急なので僕は、ゆっくり行きました。

  

木の根を伝って上るところにロープが設置されています。足や手を掛けるところが多いので、ロープを使わなくても大丈夫でした。

  

平らになってそろそろ山頂です。

  

山頂(標高1535.1m)。林に囲まれた広場になっています。展望はありません。

  

裏へまわると、「権現山」という表示になっていました。これは、風越山は養老2(718)年に越前の三上泰澄(たいちょう)大師により開山されたと伝えられる霊山で、山頂に「白山妙理大権現」を祀っていることから「権現山(ごんげんやま)」「権現様」とも呼ばれています(風越山を愛する会のホームページから抜粋)。

  

三角点。

  

おにぎりも持って行ったのですが、そうお腹が空いていなかったので、おやつにしました。10分ほど休憩し、下山し始めました。

(2)へ続きます。(2)では、下山の様子や温泉について記します。