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安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

映画「星屑の町」は、極上の面白さでした。(3月31日 長野市シネマポイント)

2020-04-03 20:01:32 | 映画・DVD・テレビ

ポスターを見て面白そうだったので、映画「星屑の町」を観てきました。舞台作品の映画化で、舞台のキャストの総出演に加え、ヒロインとしてのん(旧名:能年玲奈)が出演。見事な演技と歌に魅了されました。

   

パンフレットの表紙

(スタッフ・キャスト)

監督:杉山泰一 原作:水谷龍二 脚本:水谷龍二
出演:大平サブロー、ラサール石井、小宮孝康、渡辺哲、でんでん、有薗芳記、のん、菅原大吉、戸田恵子 他

   

(あらすじ)

地方回りの売れないムード歌謡コーラスグループ「山田修とハローナイツ」の悲哀を描く人気舞台「星屑の町」シリーズを映画化。大手レコード会社の元社員・山田修をリーダーに、歌好きの飲み仲間や売れない歌手が集まって結成された「山田修とハローナイツ」。結成から十数年が経つ彼らだったが、これといったヒット曲もなく、ベテラン女性歌手のキティ岩城(戸田恵子)らと地方を回りながら細々と活動を続けていた。

ある日、彼らは修の生まれ故郷である東北の田舎町へ巡業に訪れる。そこには修(小宮孝康)との間に遺恨を抱える弟・英二(菅原大吉)が待っていた。一方、英二の息子の幼なじみである愛(のん)は、母が営むスナックを手伝いながら歌手になることを夢見ていた。そんな彼女がハローナイツに入りたいと言い出したことから、思わぬ騒動が巻き起こる。

(星屑の町に登場する歌謡曲)

「居酒屋」、「MISS YOU」(舞台で歌い継がれてきたオリジナル曲)、「宗右衛門町ブルース」、「ほんきかしら」、「新宿の女」、「手紙」、「中の島ブルース」、「シャボン玉」(今回の映画のためのオリジナル曲)、「恋の季節」など。

(感 想)

映画の初めの方の『山田修とハローナイツ・ショー』の場面は、やり取りの面白さとテンポの良さがすごくて、一気にこの映画に引き込まれました。メンバーは、ラサール石井はじめコントや漫才のプロなので当然なのですが、舞台が7作も続いたわけがわかった気がしました。

ヒロインの久間部愛を演じるのんが、グループに入りたいと名乗りを上げる場面をはじめ、かき回し役として、可憐な中に意志の強い女性をうまく演じていたのが印象的でした。ハローナイツのリードボーカル役の大平サブローさんの歌のうまさにもびっくりしました。

のんさんがギター片手に歌った「新宿の女」やリードボーカルとして歌った「ほんきかしら」や「恋の季節」、さらにこの映画のために作られたポップス調の「シャボン玉」にも魅了されました。ストーリーもほんわかしていて、温かな気持ちになる映画です。

   

いろいろな衣装が登場するのも見どころです。

【映画 星屑の町】

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