安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

アン・バートン「Remember 1966-1988」と飯田市「いとうや」の季節の和菓子

2020-04-15 20:01:02 | ヴォーカル(A~D)

先日、飯田市に行ったので「いとうや」に寄りました。昔、同市に単身赴任していた時は、大きさが手ごろで美味しい月替わりの和菓子をたまに購入していました。上品で飽きの来ない味は、お土産用としてもよく、今回も多めに買いました。ずっと聴いていますが、飽きが全くこない歌手。

ANN BURTON (アン・バートン)
Remember 1966-1988 (MUZAK 1966年~88年録音)

   

アン・バートン(vo, 1933~89年)は大好きな歌手で、寛ぎタイムに聴くことが多いです。彼女にはバラード歌手のイメージがありますが、スイングした歌もなかなかよいです。このCDは、1966年から88年の間の放送音源などを収録したもので、ジャズ的な感興を覚える歌が入っています。

伴奏はオランダのトップジャズメンです。ハーマン・スホーンデルワルト(ts)・セプテット、ピム・ヤコブス(p)・トリオ、ウィム・オーヴェルハウ(g)・トリオ、メトロポール・オーケストラ、トニー・ノルテ(p)・コンボなど。ピム・ヤコブスが、リタ・ライス(ピム・ヤコブス夫人)以外の人の伴奏を引き受けているのは異例なことです。

曲はほぼスタンダードですが、16曲と多いので縦に並べてみました。珍しいのはオグデン・ナッシュ作詞、ヴァ―ノン・デューク作曲の「Roundabout」で、1946年のミュージカル「Sweet Bye and Bye」中の曲です。
The Wildest Gal In Town
Once
When A Woman Loves A Man
Put On A Happy Face
Blue Turning Grey Over You
But Beautiful
Gypsy In My Soul
I'm A Fool To Want You
In The We Small Hours Of The Morning
Me Myself And I
The End of Love Affair
This Is New
Humpty Dumpty Heart
Roundabout
That Old Devil Called Love
Everything Happnes To Me

バラードに加え、ジャジーなアン・バートンの歌が楽しめます。1968年にピム・ヤコブス(p)トリオの伴奏で録音された「When A Woman Loves A Man」と「Put On A Happy Face」ではよくスイングしていて、もっと聴きたくなります。1970年にウィム・オーヴェルハウ(g)・トリオの伴奏で録音された「Gypsy In My Soul」もご機嫌。1983年にメトロポール・オーケストラの伴奏で録音された「I'm A Fool To Want You」と「In The Wee Small Hours of The Morning」は、珠玉のバラード。

(CDの裏面には若い頃の歌っている姿の写真があります)

   

【(参考)1962年春に録音された3曲が聴けるCD「Fly Me to The Moon」】 

   

1962年の録音で、アン・バートンが歌っているのは「Just in Time」、「Fly Me to The Moon」、「Let's Get Away From It All」の3曲です。BLUE JACK jazz recordsからのリリースです。

上記CDのブックレットの写真。1962年当時のものでしょう。

【飯田市「いとうや」の季節の和菓子など】

住所:長野県飯田市本町2-15
電話:0265-23-8343
ホームページ:http://www.iida-itouya.co.jp/

入口

店内。

月替わりで季節のお菓子が販売されています。

看板商品の「大名きんつば」

新しく買った食器です。

いとうやで購入した4月の「わらび餅」と3月の「よもぎ饅頭」をいただきました。

アップ。イチゴと一緒です。ちょっと食べ過ぎました。

一つは翌日職場へ持って行って3時のおやつにいただきました。