安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を観ました。(7月20日 アイシティ・シネマ)

2024-07-24 19:30:00 | 映画・DVD・テレビ

映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を観てきました。アポロ計画の月面着陸成功へ向けた物語で、面白そうなので出かけました。

   

チラシ表

(あらすじ)

1969年、アメリカ。人類初の月面着陸を成功させる「アポロ計画」の開始から8年が過ぎ、失敗続きのNASAに対し国民の関心は薄れ、予算は膨らむ一方。ニクソン大統領の側近モーはその状況を打開すべく、PRマーケティングのプロであるケリーをNASAに雇用させる。ケリーはNASAのスタッフにそっくりな役者たちをメディアに登場させ偽のイメージ戦略を仕掛けていくが、NASAの発射責任者コールはそんな彼女のやり方に反発する。
ケリーのPR作戦により月面着陸が全世界の注目を集めるなか、「月面着陸のフェイク映像を撮影する」という極秘ミッションがケリーに告げられる。

(スタッフ、出演)

監督:グレッグ・バーランティ
出演:スカーレット・ヨハンソン(ケリー)、チャニング・テイタム(コール)、ウッディ・ハレルソン(モー)

ケリーをヨハンソン、コールをテイタムが演じ、物語の鍵を握る政府関係者モー役でウッディ・ハレルソンが共演。「Love, サイモン 17歳の告白」のグレッグ・バーランティが監督を務めた。

(感想など)

1969年、アポロ計画の成功に向けて、NASAの職員が一丸となって打ち込んでいる姿がとても印象的でした。当時は、ベトナム戦争の痕跡が米国内に残されていたはずなので、政府のアポロ計画成功への執念、そして、失敗は許されないとして月面着陸のフェイク画像作成の指示も真実味がありそうで、絵空事とも思えませんでした。

現在のNASAもこの映画の製作に協力をし、古い映像の提供や技術的観点からのアドバイスなどを行ったようです。そのためもあり、月面着陸に向けた準備やロケット発射の模様など、実際に近い再現ぶりになっていたと感じられました。

また、広告業界のケリーと、NASAの技術者コールのラブ・ロマンスが、もう一つのストーリーとなっていて、「Fly Me to The Moon」の歌詞を具現化していて、脚本が見事でした。劇中の音楽は、アレサ・フランクリンやサム・クックなどが歌ったソウル(R&B)ナンバーで、それも良かった。

【フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン・オフィシャルサイト】

映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ (flymetothemoon.jp)


(購入したパンフレットから)

   

表紙

(以下、パンフレット内にある映像シーンなど)

   

   

   

スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムともに、演技が達者で、この二人の起用も成功していたように思いました。