9月23日(土)は、会議と懇親会があったので松本市に出かけました。昼食に、「おおぼし(松本桐店)」へ初めて入り、醤油ラーメンをいただきました。麺がもちもちとして美味しい。弾む演奏を。
JOE MAGNARELLI (ジョー・マグナレリ)
NEW YORK OSAKA JUNCTION (Steeple Chase 2022年録音)
ジョー・マグナレリ(tp, 1960年生)は、ハードバップを基本とした伝統的な演奏を行うので、好きなミュージシャンです。過去に2回リーダー作(その記事へのリンク 1、リンク 2)をアップしましたが、Akiko Tsurga(敦賀明子)を迎えた、最新録音のこのCDも快作です。
メンバーは、ジョー・マグナレリ(tp)、Akiko Tsurga(敦賀明子、B3 ハモンドオルガン)、ゲイリー・スマリアン(bs)、ルディ・ロイストン(ds)。タイトルの「New York Osaka Junction」は、大阪出身の敦賀明子(org)さんが参加しているのでつけられたようです。敦賀さんは、在ニューヨーク20年以上、マグナレリの奥様です。
曲目は次のとおり。
1 New York Osaka Junction (Joe Magnarelli)
2 Lament For Lorraine (Joe Manarelli)
3 What's New (Bob Haggart)
4 Cousin Joanne (Joe Magnarelli)
5 These Foolish Things (Jack Strachey, Harry Link) 【思い出の種】
6 Reverend Tsuruga (Joe Magnarelli)
7 Emily (Johnny Mandel)
8 The Wedding (Joe Magnarelli)
9 The End of A Love Affair (Edwarad C. Redding) 【情事の終わり】
ジョー・マグナレリの自作が5曲、有名スタンダード曲が4曲。マグナレリの自作は、いずれもハードバップに適している曲想です。
トランペット、バリトンサックス、ハモンドオルガン、ドラムスという楽器編成は、重厚感たっぷりの迫力あるサウンド、演奏を生み出しています。テンポ早めの熱い演奏が続きますが、バラード系の「What' New」や「These Foolish Things」、ファンク系「The Wedding」といった曲も入れて、変化をもたせていいます。特に「New York Osaka Junction」は、マグナレリ(tp)、スマリアン(bs)、敦賀明子(org)のソロに加えて、敦賀さん(org)のバッキングも効果的な痛快な快演。
ライナーノートにあるメンバーの写真。
(参考)本作から「New York Osaka Junction」が聴けます。
New York Osaka Junction - YouTube
【Joe Magnarelli ホームページ】
敦賀明子(ハモンドオルガン)さんの近況は、ジャズ批評2023年9月号掲載の「藤岡靖洋の海外探訪記」に出てきます。
【敦賀明子 ホームページ、ブログ】
Jazz Organist Akiko Tsuruga (akikojazz.com)
ホームページは、日本語でも読めます。スケジュールを見ると、ルー・ドナルドソンやクレイトン=ハミルトン・ジャズ・オーケストラとの共演など活躍されています。
【ラーメン専門店 おおぼし松本桐店】
住所:長野県松本市桐1-2-35 (コマツプラザ)
電話:0263-88-6469
ホームページ:長野県のラーメン専門店|おおぼし (ooboshi.net)
おおぼしは、上田市に本店があり、上田市と松本市に、あわせて5店舗あります。
外観。
入口を入ったところ。
店内。入口の方に向かって撮影。
座ったのは、カウンター席。
キャベツバーがあり、2杯まで自由にとってこれます。
メニュー。こってり系の「ばりこて白」や「ばりこて煮干し」あたりが人気があるようです。
あっさりめの醤油味の「醤油らーめん」があるので、それを注文。
醤油らーめん。
九条ネギを使っているようです。
大きめのチャーシューが2枚入り、食べ応えありました。
スープが澄んでいて、麺が見えています。麺は縮れ麺で、もちもちとした食感でした。
Akiko Tsurga(敦賀明子、
B3 ハモンドオルガン)
敦賀さんのハモンド・オルガンは
B3奏者の少ない中、それも女性で
グルーヴィーな演奏をするという事で
存じ上げていましたが、寡聞にも
ご主人も演奏家とは初めて知りました。
敦賀さん推し、GOODです。
配信で聴きました。
ありがとうござます。
敦賀さんは、ルー・ドナルドソンが共演者に指名したことで、一躍、有名になったようです。今後も活躍を期待したいです。
敦賀さんについて書いた、ジャズ批評誌の藤岡靖洋さんの記事は、面白いです。前は、寺久保エレナの動向にも触れていましたし、現在のジャズシーンの一面を読者に届けてくれます。
コメントありがとうございます。