安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ローズマリー・スクワイアーズ EVERYTHING'S COMING UP ROSY

2012-05-03 23:21:18 | ヴォーカル(L~R)

ゴールデンウィークの谷間の5月1日、2日は、出勤でした。さすがに来客や電話はほとんどなく、お昼休みはぶらぶらと飯田市内を散策しました。りんご並木では、りんごの白い花が咲き、色とりどりのチューリップも咲いていて、春の美しい光景にしばし足を止めて、写真をとってみました。りんご並木のりんごを、近くの中学生が世話をするなど、地元では大切にしています。英国の名花のアルバムです。

ROSEMARY SQUIRES (ローズマリー・スクワイアーズ)
EVERYTHING'S COMING UP ROSY (HMV 1963年録音) 

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レコードやCDを予約して購入することは滅多にありませんが、EMIジャパンから最近発売された、ローズマリー・スクワイアーズのCDは予約して、発売日に入手しました。好きな歌手の一人で、自分のホームページにアルバムを掲載してありますが、この「Everything's Coming Up Rosy」のオリジナル盤は、超入手困難で、アップした際には、このジャケットは掲載できませんでした。今回、CDですが、オリジナルな仕様で復刻されたのは、朗報です。

このアルバムは、ヴォーカルファンの間で、「赤のロージー」と呼ばれてきていて、そのような愛称がつくほどなので、内容も折り紙つきです。「青のロージー」と呼ばれる「My Love Is A Wanderer」(MGM)の方は、国内盤LPでも発売されましたが、「赤のロージー」は、ジャケットも含めオリジナル仕様では再発されずに今日まできました。なにがなんでも入手したいので、今回は予約したものです(笑)。

曲は、スタンダードに加え、知られざる佳曲も収録されています。「Carioca」、「Street of Dreams」、「All You Want to Do Is Dance」、「Smokey Eyes」、「Get Out of Town」、「Lullaby of The Leaves」(木の葉の子守唄)、「Day In, Day Out」、「I Poured My Heart Into A Song」、「Have You Met Miss Jones?」(ジョーンズ嬢に会ったかい)、「Crazy He Calles Me」、「Mr. Snow」、「Tess's Torch Song」の12曲。

伴奏は、当時の英国ミュージシャンですが、ソロも入り、ジャジーです。スクワイアーズの声はややハスキーですが、歌は、キュートでさわやかさもあります。「Carioca」の一言めの「Say!」を聴いただけで、虜になる方もいらっしゃるでしょう。「All You Want to Do Is Dance」や「Have You Met Miss Jones?」など早いテンポのものが颯爽として快調ですが、バラード「Street of Deams」も、しっとりとして魅力的ですし、「I Poured My Heart Into A Song」という知られざる佳曲を歌っていてます。

【飯田市りんご並木】

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