安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

三股登山口から蝶ヶ岳(標高 2,677m)登山(1)。【駐車場~登山口~ゴジラの木】

2023-09-25 19:34:31 | 登山・ハイキング

本日(9月25日, 月)、三股登山口からAさんと一緒に蝶ヶ岳へ登山に行ってきました。予報どおりの好天で、蝶ヶ岳山頂からは、穂高連峰や槍ヶ岳がきれいに見えました。

月曜日にもかかわらず、第1駐車場は、朝5時くらいには満車でした。写真を撮ったり、珈琲飲んだりで、山頂で2時間近く遊んでしまいました。歩行時間は、上り約5時間、下り約3時間30分で、計約8時間30分。

【行 程】

(往路)三股駐車場 5:05 → 三股 5:20 → まめうち平 7:05ー15(休憩)→ 蝶ヶ岳山頂 10:20
(復路)蝶ヶ岳山頂 12:10 → まめうち平 14:20ー30(休憩) → 三股 15:55 → 三股駐車場 16:10

(駐車場~ゴジラの木)

朝の駐車場です。ヘッドライトを着けて出発。

三股登山口

登山者カードを提出しました。

吊り橋を渡ります。

沢の水量はどうなんでしょうか。多分、今年は少ないのではないかと思いながら撮影。

   

階段を上ります。この先も、登山道は良く整備されています。全体にわたり階段が多いコースです。

ゴジラの木に到着。

   

(参考写真)azuminoの後姿です。山頂で南向きに撮った写真。西を向かなければ、穂高連峰は見えません(笑)。

本日は、山から帰ってきて書いているので、さわりだけです。続きます。


ジョー・マグナレリ「NEW YORK OSAKA JUNCTION」、ラーメン専門店「おおぼし松本桐店」で昼食。

2023-09-24 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

9月23日(土)は、会議と懇親会があったので松本市に出かけました。昼食に、「おおぼし(松本桐店)」へ初めて入り、醤油ラーメンをいただきました。麺がもちもちとして美味しい。弾む演奏を。

JOE MAGNARELLI (ジョー・マグナレリ)
NEW YORK OSAKA JUNCTION (Steeple Chase 2022年録音)

   

ジョー・マグナレリ(tp, 1960年生)は、ハードバップを基本とした伝統的な演奏を行うので、好きなミュージシャンです。過去に2回リーダー作(その記事へのリンク 1リンク 2)をアップしましたが、Akiko Tsurga(敦賀明子)を迎えた、最新録音のこのCDも快作です。

メンバーは、ジョー・マグナレリ(tp)、Akiko Tsurga(敦賀明子、B3 ハモンドオルガン)、ゲイリー・スマリアン(bs)、ルディ・ロイストン(ds)。タイトルの「New York Osaka Junction」は、大阪出身の敦賀明子(org)さんが参加しているのでつけられたようです。敦賀さんは、在ニューヨーク20年以上、マグナレリの奥様です。

曲目は次のとおり。

1  New York Osaka Junction (Joe Magnarelli)
2  Lament For Lorraine (Joe Manarelli)
3  What's New (Bob Haggart)
4  Cousin Joanne (Joe Magnarelli)
5  These Foolish Things (Jack Strachey, Harry Link) 【思い出の種】
6  Reverend Tsuruga (Joe Magnarelli)
7  Emily (Johnny Mandel)
8  The Wedding (Joe Magnarelli)
9  The End of A Love Affair (Edwarad C. Redding) 【情事の終わり】
ジョー・マグナレリの自作が5曲、有名スタンダード曲が4曲。マグナレリの自作は、いずれもハードバップに適している曲想です。

トランペット、バリトンサックス、ハモンドオルガン、ドラムスという楽器編成は、重厚感たっぷりの迫力あるサウンド、演奏を生み出しています。テンポ早めの熱い演奏が続きますが、バラード系の「What' New」や「These Foolish Things」、ファンク系「The Wedding」といった曲も入れて、変化をもたせていいます。特に「New York Osaka Junction」は、マグナレリ(tp)、スマリアン(bs)、敦賀明子(org)のソロに加えて、敦賀さん(org)のバッキングも効果的な痛快な快演。

ライナーノートにあるメンバーの写真。

(参考)本作から「New York Osaka Junction」が聴けます。

New York Osaka Junction - YouTube

【Joe Magnarelli ホームページ】

HOME | Joe Magnarelli

敦賀明子(ハモンドオルガン)さんの近況は、ジャズ批評2023年9月号掲載の「藤岡靖洋の海外探訪記」に出てきます。

【敦賀明子 ホームページ、ブログ】

Jazz Organist Akiko Tsuruga (akikojazz.com)

敦賀明子のN.Y.漫遊記 (ameblo.jp)

ホームページは、日本語でも読めます。スケジュールを見ると、ルー・ドナルドソンやクレイトン=ハミルトン・ジャズ・オーケストラとの共演など活躍されています。

 

【ラーメン専門店 おおぼし松本桐店】

住所:長野県松本市桐1-2-35 (コマツプラザ)
電話:0263-88-6469
ホームページ:長野県のラーメン専門店|おおぼし (ooboshi.net)

おおぼしは、上田市に本店があり、上田市と松本市に、あわせて5店舗あります。

外観。

入口を入ったところ。

店内。入口の方に向かって撮影。

座ったのは、カウンター席。

キャベツバーがあり、2杯まで自由にとってこれます。

メニュー。こってり系の「ばりこて白」や「ばりこて煮干し」あたりが人気があるようです。

あっさりめの醤油味の「醤油らーめん」があるので、それを注文。

醤油らーめん。

九条ネギを使っているようです。

大きめのチャーシューが2枚入り、食べ応えありました。

スープが澄んでいて、麺が見えています。麺は縮れ麺で、もちもちとした食感でした。


高崎駅東口「ヤマダデンキLABI高崎」内のインド料理「スターサンジ」で「アルスセット」のランチ。

2023-09-23 19:30:00 | グルメ

先週の18日(日)は、午後4時開演の群響定期演奏会を聴きに高崎へ。出るのが遅く、午後2時過ぎに高崎駅東口に到着。「ヤマダデンキLABI高崎」内の駐車場に車を停め、同ビル5階でランチをいただきました。

カレーなら早いだろうと、インド料理の「スターサンジ」に初めて入りました。キーマナスカレー、タンドリーチキンなどのセットを注文。カレーの辛さは、小辛にしましたが、僕に合い、美味しくいただきました。

入口

店内。

ワインがずらっと並んでいました。

座った席です。

タンドリーチキンやキーマなすカリーが食べたいと思ったので、「アルスセット」というのを注文。

サラダとスープバーがあり、好きなだけとってこれます。

サラダとスープスープ

ドレッシングは、醤油系です。レタスなど新鮮で良かった。

スープ。コンソメ味がベースでした。

飲み物は、オレンジジュース。

カレー、タンドリーチキン、ナンがきました。

カレーの量は結構あります。小辛の辛さで、辛すぎず、僕にはこのくらいが合っています。

タンドリーチキン。湯気が立っていて熱々でした。

チキンを切り分けたところ。意外にボリュームありました。

ナン。予想以上に大きかった、一枚お代わりできますが、この一枚だけで充分でした。

デザート。手軽に食べれるので、また寄ってもよいかなと思いながらお店を後にしました。

演奏会場の高崎芸術劇場に到着。群響の定期は16時開演です。

【インド料理 スターサンジ LABI高崎店】

住所:群馬県高崎市栄町1−1 LABI1高崎 5F 
電話:0273-35-6985
ホームページ:本場インド料理 スターサンジ - (starsanji.com)

「スターサンジ」は、群馬県内に5店舗を構えるインド料理店です。名前からして全国展開のチェーン店かと思い込んでいたので、意外で新鮮味ありました。


近藤史恵著「歌舞伎座の怪紳士」(徳間文庫)。ミステリ仕立ての心温まるストーリー。

2023-09-22 19:30:00 | 読書

近藤史恵さんの小説は、「ビストロ・パ・マル」シリーズ(「シェフは名探偵」として2021年5月に連続ドラマ化されました。)をはじめ数冊読みましたが、この文庫本も面白そうなので、購入しました。

   

「徳間文庫大賞2023受賞!」をPRするためのカバーが本来のカバーの上にかかっていました。

なお、徳間文庫大賞は、全国の書店員が中心の徳間文庫大賞実行委員会により、優れた小説を発表した作家を奨励するために2015年に創設された賞。毎年、1年間(2023年は、2021年10月から2022年9月まで)に刊行された徳間文庫(2023年は106作品)の中から、優れた作品に贈呈される。下記にリンク貼りました。

「徳間文庫大賞2023」受賞作、近藤史恵さんの『歌舞伎座の怪紳士』に決定! - 徳間書店 (tokuma.jp)

   

元々のカバー表紙。

(あらすじ)

   

(感想など)

外出もままならなかった主人公(岩井久澄)が、観劇代行のアルバイトをきっかけに、外の世界に再び歩み出し、就職にも結びつけていくという大まかなストーリーで、主人公を応援したい気持ちも湧いてくる温かな小説です。

主人公は、自らチケットを購入するなど、どんどん歌舞伎に惹かれていき、それが外出や友人との出会いに繋がっていきます。こういう事例は、実際にありそうで、演劇や演奏会(音楽)の役割とか力といったものを肯定的に描いていて、共感しました。

著者の歌舞伎に関する造詣が深く、演目の説明など、歌舞伎入門にもなります。主人公を手助けする謎の怪紳士の「謎」については、微笑ましいものでした。ミュージカル「オペラ座の怪人」をもじった題名に加え、オペラ「カルメン」も登場し、音楽好きにも格好の小説です。

(著者略歴)

     

 【「ミュージカル オペラ座の怪人」を聴きました】

「歌舞伎座の怪紳士」を読んだら、「オペラ座の怪人」を聞いてみたくなり、CDを取り出しました。その昔、ロンドンで、多分、オリジナルャストによる公演を観た際に、劇場のショップで購入したものです。

   

ジャケット

   

音楽はロイド・ウェーバー。サラ・ブライトマンらが出演。


ジョー・パス「SIMPLICITY」、JR東新幹線車内誌トランヴェール「只見線からはじまる越境の旅」。

2023-09-21 19:30:00 | ギター

「トランヴェール」9月号は、「只見線と磐越西線」の旅が特集で、1日目は、郡山から会津若松を経て小出まで、2日目は、新津から喜多方を経て郡山までが綴られています。出かけるのは、秋が良さそうです。「'Tis Autumn」収録。

JOE PASS (ジョー・パス)
SIMPLICITY (World Pacific 1967年録音)

   

ジョー・パス(g, 1924~94年)は、1970年代にパブロレーベルに録音した諸作品によって、人気ギタリストになりました。それらも良いのですが、僕は、1960年代に西海岸で録音したアルバム、「For Django」や「Sounds of Synanon」あたりも好んでいます。本作もその一枚で、ボサノヴァ、スタンダード集。

メンバーは、ジョー・パス(g)、ヘイグッド・ハーディ(vib)、ジュリアン・リー(p, org)、ボブ・ウィットロック(b)、コリン・ベイリー(ds)。ヘイグッド・ハーディは、ヴァイブ奏者ですが、「赤毛のアン」などテレビ音楽の作曲で知られています。

曲目は次のとおり。

1  You and Me (Carlos Lyra, Vinicius de Moraes)
2  'Tis Autumn (Henry Nemo)
3  Luciana (Antonio Carlos Jobim, Vinicius de Moraes)
4  I Had The Craziest Dream (Mack Gordon, Harry Warren)
5  Nobody Else But Me (Jerome Kern)
6  Simplicity (Joe Pass)
7  The Sands of Time (Timotht Barr, Jerome Leshayy, Jon Leshay)
8  Sometime Ago (Sergio Mihanovich)
9  The Gentle Rain (Luiz Bonfa, Matt Dubey)
10  Who Can I Turn To (Leslie Bricusse, Anthony Newley)
11  Where Was I (Tommy Karen, Allan Reuss, Rainey Robinson)
ボサノヴァ・ナンバーが、1、3、7、9,11の5曲。有名スタンダード曲が5曲に、ジョー・パス作の6「Simplicity」という収録曲。「SImplicity」は、ヴァイブがメロディをとる、なかなかの佳曲。

BGMや、夜静かに一人で聴くのにも適している親しみやすいアルバム。ジョー・パス(g)が繊細にメロディを綴り、リズム陣は快適なビートを送り出していて心地よい。「'Tis Autumn」(直訳すれば、「秋がきた」)を一番気にいっていて、『La-de-da, de-da-de-da, 'tis Autumn』と、ギターに合わせハミングしてしまいました。「I Had The Craziest Dream」やビル・エヴァンスの演奏で有名な「Who Can I Turn To」、ボサノヴァの「You and Me」や「The Gentle Rain」あたりも素敵です。

ジャケット裏面にあるジョー・パスの写真。多分、録音時のものと思われます。

(参考)本作から「'Tis Autumn」が聴けます。

'Tis Autumn (Simplicity) - Joe Pass - YouTube

 

【JR東日本新幹線車内誌 トランヴェール2023年9月号】

   

表紙。田子倉湖を行く只見線が描かれています。イラストは、吉實 恵さん。

特集は、県境をまたぐ旅で、1日目は只見線、2日目は磐越西線。郡山起点で、新潟市内に宿泊しています。

   

只見線は、福島県と新潟県の県境を越える絶景路線だそうです。

   

大志集落。早戸を過ぎ、会津川口の手前に現れる大志集落は、秘境路線と呼ばれる只見線を象徴するような景色が広がっているそうです。

   

県境をまたぐ六十里越トンネル。

   

2日目は、新潟県の新津から磐越西線に乗車。

 

喜多方で途中下車して、喜多方ラーメンのお店「満古登(まこと)食堂」へ。

長野から新潟へ行き、磐越西線で、喜多方、福島、郡山を回ってもいいなと思いました。このへんは、全く行ったことがありません。

トランヴェールの初めのページは、EKIBENギャラリーです。今回は、信州名物、山賊焼弁当が紹介されていました。茅野駅ほかで購入できるようです。作っているのは、山梨県小淵沢の業者さんです。次にリンクを貼りました。

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