先日、安曇野市穂高の喫茶店「arome(アローム)」で、モーニングをいただきました。トースト、ゆで卵、ポテトサラダ、コーヒーに、野菜サラダもつけて美味しかった。「COFFEE TIME」というタイトルのCD。
MAX IONATA (マックス・イオナータ)
COFFEE TIME (albore 2010年録音)
イタリアのテナー・サックス奏者マックス・イオナータ(1972年生)は、一度、ライブで聴きましたが、音色や吹きっぷりが良くて、また聴きたいと思いました。来日してほしいテナー奏者だと、グラント・スチュワートと並んで、このイオナータが挙げられます。本作は、2010年録音の意欲作。
メンバーは、マックス・イオナータ(ts)、ファブリツィオ・ボッソ(tp)、ルーカ・マンヌッツァ(org)、ロレンツォ・トゥッチ(ds)。オルガンが入っているのが注目されます。イタリアの活きの良い旬のミュージシャンが揃っています。
曲目は次のとおり。
1 Coffee Time ((Max Ionata)
2 In 'n' Out (Joe Henderson)
3 Donna (Gorni Kramer)
4 Kiss ((Prince)
5 E.S.C. (Luca Mannutza)
6 Safari ((Luca Mannutza)
7 Mona Lisa (Max Ionata)
8 All Blues ((Miles Davis)
9 Chan's Song / Dedicated to Gianni Basso (Herbie Hancock)
メンバーの自作曲に加え、ジョー・ヘンダーソン作「In 'n' Out」、プリンスの「Kiss」、マイルス・デイヴィスの「All Blues」と有名な曲も演奏しています。
マックス・イオナータ(ts)とファブリツィオ・ボッソ(tp)が、バリバリと吹いていて、気持ちの良いアルバム。例えば、「In 'n' Out」におけるイオナータ(ts)とボッソ(tp)のソロは、スピードがあり、かつ、メロディアスなフレーズを綴っていて見事です。ハードな演奏ばかりで無く、ボッサの「Donna」やスローテンポの「Safari」では、ほのかな哀愁も感じられます。リズムは、4ビート、ファンク、ボッサなど小気味よく自在で、ドラムス、オルガンのプレイを含めて、まさに現代の音楽という感じを受けました。
ライナーノートの写真から、マックス・イオナータ(ts)。
ライナーノートの写真から、ファブリツィオ・ボッソ(tp)。
(参考)本作から「Coffee Time」が聴けます。
【マックス・イオナータ ホームページ】
【arome (アローム)】
住所:長野県安曇野市穂高有明8148-5
電話:0263-87-8622
ホームページ:arome (アローム) - 穂高/カフェ | 食べログ (tabelog.com)
看板。北方向を撮っています。
お店の外観。
店内。天上が高くて開放感があります。低い音量ですが、ジャズが流れています。
プレートの上はモーニングサービス。コメダ珈琲は、トーストとゆで卵だけですが、アロームでは、ポテトサラダが付きます。右に、別注文のサラダとブレンドコーヒー。
トーストは、厚切りで、ボリュームもあります。
野菜サラダ。量も多く、豆類なども入っていて、野菜をしっかりいただいたという気分になりました。
ブレンドコーヒー。重すぎず、軽すぎない、朝にいただくのに、合っている珈琲でした。