コロナ禍で減っていたお酒を飲む機会が、復活してきました。先日は、上田市の居酒屋「こう汰」で旧知の仲間と宴会をやりましたが、地酒も揃っていて、なかなか良いお店でした。最近、ヴォーカルを聴く機会を増やしています。
LINDA MERRILL (リンダ・メリル)
LINDA MERRILL SINGS (AMR→SSJ 1961年録音)
女性歌手のヘレン・メリル(vo)は、クリフォード・ブラウン(tp)と共演したアルバムなどで、よく知られていますが、同じメリルでも、リンダ・メリルは、日本のSSJレーベルが復刻した本CDがあるだけで、ほとんど知られていないと思います。ごく久しぶりに聴いてみました。
メンバーは、リンダ・メリル(vo)、ディーン・シェイファー(ts)、ディック・ハース(tp)、ケン・ハリティ(p)、ローウェル・アイヴズ(b)、アーノルト・サカーマン(ds)。リンダ・メリルは、1950~60年年代に活躍したと思われますが、経歴はほぼ不明です。伴奏陣は地味ですが、ディック・ハース(tp)とケン・ハリティ(p)は、実力者。
曲目は、次のとおり。
1 Won't You Come Home Bill Bailey (Hughie Cannon)
2 I'm Thru with Love (Gus Kahn, Matt Malneck, Fud Livingston)
3 Bye Bye Blackbird (Mort Dixson, Ray Henderson)
4 My Romacne (Lorenz Hart, Richard Rodgers)
5 Little Girl Blue (Lorenz Hart, Richard Rodgers)
6 By Myself (Howard Dietz, Arthur Schwartz)
7 Don't Worry 'Bout Me (Ted Koehler, Rube Bloom)
8 Fine and Dandy (Paul James, Kay Swift)
9 The Things We Did Last Summer (Sammy Cahn, Jule Styne) 【過ぎし夏の想い出】
10 In the Wee Small Hours of the Morning (Bob Hilliard, Jack Elliot, Dave Mann)
スタンダード曲集です。フランク・シナトラが歌った「In the Wee Small Hours of the Morning」は、本作が録音された1961年当時では、新しいものでした。
リンダ・メリル(vo)が、素直にメロディを歌っていて、曲の魅力を楽しめるアルバム。声を張り上げたりはせず、情感を込めて歌っていて好感がもてます。アップテンポで歌われることが多い「Won't You Come Home Bill Bailey」もスローテンポでやっていて、特徴的です。中では、「My Romance」と「Little Girl Blue」が伴奏を含めて、なかなか良く、聴いているうちに、ゴギ・グラントやキャロル・スローンのアルバムを聴きたくなりました。
ジャケット裏面。
(参考)本作から、「Little Girl Blue」が聴けます。
Little Girl Blue - Linda Merrill - YouTube
【居酒屋 こう汰】
住所:長野県上田市中央1丁目2−12
電話:050-5828-0780
ホームページ:居酒屋 こう太(上田市/居酒屋)<ネット予約可> | ホットペッパーグルメ (hotpepper.jp)
外観。
本日は、6人による宴会です。席は掘りごたつ式でした。飲み放題付きのコース料理で予約したそうです。
まずはビール。
サラダ。取り分けました。
茶碗蒸し。
お刺身。鮮度が良くて、美味しかった。一人一皿です。
焼き鳥
ぶりかま。これも一人一つです。
長野県の地酒が揃っています。僕はとても飲めませんが、メンバーはいろいろな種類を、ぐいぐいと飲んでいました。いつものことですが、僕は完全に会費負けしています(笑)。
フルーツ入りのサワーがあったので、それを注文。カラフルで見映えが良かった。
焚き込みご飯。さすがに少ししか食べれませんでした。
デザートは、プリンです。取り分けたので、形が崩れていますが、まずまず。全体に、食べ物が美味しく、リーズナブルで、リピートしても良さそうなお店でした。