春野に向かう途中で大きなショッピングセンターに寄った。
駐車場の隣の小さな堀の中には透き通った水が流れていて、そこには、おびただしい数のクレソンが生えていた。
「これ。少しいただこう」と決心した。
後日道具を用意して、その堀に到着した。
駐車場に車は、ほとんど停まっていなかった。
別に悪いことをしているという感覚はないが何故か少しドキドキした。
なるべく早くことを終わらせようと気が焦っていることが分かった。
濡れてもいいようにヤッケの上着を着用した。
ゴム製手袋をしてバケツとカッサライを持っていった。
カッサライで根の部分を掴んで引っ張りあげた。
バケツに一杯入れた。
引き上げてみると、なかなか大きい。
長靴も必要なかったし誰も見ている人はいなかった。
ニコニコ顔で車を運転していたに違いない。
春野に到着して、そのままの格好で東屋の下に下りていった。
一年中絶えず水が流れているところに植えた。
そこには以前から生えている植物があったが、それらを引き抜いて植えたというより、そこ
に置いて土をかけた。
数日置いて見に行くとちゃんと根付いて活き活きしていた。
同じ水路を下流に少し辿ってみると、もう少し小さなクレソンらしき物も生えている。
私が持ってきた物は、ばかに大きくて太く立派過ぎる気がした。
「変な植物を植えちまったかなぁ・・・・・・?」と思い始めた。
ネットで調べてみても「これだ」という確実な答えは得られなかった。
しばらくして植えたはずのクレソンの葉が無くなっていることに気付いた。
誰か食べたらしい。
ぞんざいとも思える食べ方だ。
ウサギか鹿か、はたまたイノシシかカモシカか。
いずれにしても食べられる物であることを証明してくれた。
これで自分も食べてみる気になった。
駐車場の隣の小さな堀の中には透き通った水が流れていて、そこには、おびただしい数のクレソンが生えていた。
「これ。少しいただこう」と決心した。
後日道具を用意して、その堀に到着した。
駐車場に車は、ほとんど停まっていなかった。
別に悪いことをしているという感覚はないが何故か少しドキドキした。
なるべく早くことを終わらせようと気が焦っていることが分かった。
濡れてもいいようにヤッケの上着を着用した。
ゴム製手袋をしてバケツとカッサライを持っていった。
カッサライで根の部分を掴んで引っ張りあげた。
バケツに一杯入れた。
引き上げてみると、なかなか大きい。
長靴も必要なかったし誰も見ている人はいなかった。
ニコニコ顔で車を運転していたに違いない。
春野に到着して、そのままの格好で東屋の下に下りていった。
一年中絶えず水が流れているところに植えた。
そこには以前から生えている植物があったが、それらを引き抜いて植えたというより、そこ
に置いて土をかけた。
数日置いて見に行くとちゃんと根付いて活き活きしていた。
同じ水路を下流に少し辿ってみると、もう少し小さなクレソンらしき物も生えている。
私が持ってきた物は、ばかに大きくて太く立派過ぎる気がした。
「変な植物を植えちまったかなぁ・・・・・・?」と思い始めた。
ネットで調べてみても「これだ」という確実な答えは得られなかった。
しばらくして植えたはずのクレソンの葉が無くなっていることに気付いた。
誰か食べたらしい。
ぞんざいとも思える食べ方だ。
ウサギか鹿か、はたまたイノシシかカモシカか。
いずれにしても食べられる物であることを証明してくれた。
これで自分も食べてみる気になった。