家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

山桜が在った

2010-03-27 08:38:57 | Weblog
友人から山桜の苗をもらって植えた。

しっかり成長したので、いくら大きくなっても良い場所つまり最後まで立っていてもよい所に植え替えた。

道路沿いの目立つ所で日当たりの良い場所だ。

杉林の中に混じって今は小さくなっているが大きくなれば堂々とするだろう。

今年はまだ花を咲かせなかった。

最近妻が我が家の敷地の中で山桜を見つけた。

散策の途中で

「あれ?あの木は山桜じゃない?」

見れば花と葉が同時に出ている。

白い花と赤っぽい葉。

幹を見ても間違いなく山桜だ。

樹齢は10年以上だと思う。

それは背丈と幹の太さを見て「素人のカン」で決めた。

不覚にも3年間気が付かなかった。

花が咲き終わってしまうとコナラの林の中に埋没するように溶け込んでしまっていた。

と言い訳しておこう。

コナラ林が今のところ全く葉を付けていない枯れ木状態なので目立ったのだ。

これで再びコナラに葉が出てきたら、また行方不明になるかもしれない。

植物のこともろくに知らない者が山を買ったから宝の持ち腐れ状態なのだ。

だがお宝に徐々に気がつくという美味しさがある。