家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

遠州森町 町並みと蔵展

2010-11-28 07:28:59 | Weblog

遠州森町の「町並みと蔵展」に行ってきた。

 

見慣れた町並みに今日は店が並んでいる。

 

知り合いも焼き芋を売ったり竹とんぼを売ったりしていた。

 

残念ながら道路は車を遮断できないので時おり通る生活者たちの車が邪魔だった。

 

私の興味は蔵や狭い路地。

 

つまり昔ながらの森町の風情。

 

妻は古布であったり食べ物であったり。

 

友人とすれ違った。

 

民族衣装的な洋服を着ていたので

 

「どちらの国の方?」と言うと

 

「そちらも、どこの国の方?」と言い返された。

 

蔵の有る家が、あちらこちらに点在している。

 

麹屋や和菓子屋がありコンビニがない。

 

神社につながる整備された路地。

 

やっているかどうか分からない建具屋。

 

ブラリと寄れる、お寺さん。

 

朽ち果てそうな家の隣には庭木まで手入れの行き届いた豪邸。

 

路地の彼方に見える太田川の堤防。

 

それらの混在する町。

 

やはり自分の足で見て歩くというのは軽い疲れも手伝って気分が良い。

 

昼食には出店の韓国料理でトッポッキとチヂミそして焼き芋とトン汁。

 

通りに椅子を出して食べている私たちを見て

 

「いやぁ美味しそう」と言うおばちゃん。

 

隣の店で古布を見ていたお姉さんが小声で

 

「お腹すいた」と言った。

 

森町という名前だが森は見当たらない。

 

暖かな日の、のどかな田舎の普段着の賑わいだ。

 

今日の活気は森町の、その昔の賑わいと比べたら、どうなのだろうか。