家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

結婚記念日には

2011-11-02 06:46:12 | Weblog
結婚して35年が過ぎた。

58分の35を共に歩んできた。

妻には、こんな私とよく一緒に来てくれたと感謝する。

記念日らしく「ランチしよう」ということになり、それでは「月一回のアルコール付きランチも、それに含もう」ということになった。

選んだ店は掛川駅近くのアトリエM.O.F.だ。

これは社会人大学でもらったチラシに載っていたから。

お互いに35年過ぎたことに感謝を述べ11:30からワインで「カンパァーイ」。

なんともシアワセだ。

さて13:30に店を出て掛川をぶらついた。

なにせ次に行きたい店は18:00からだから時間が有りすぎる。

骨董屋をのぞき掛川城に登城し桂花園で掛川名物の葛湯を買った。

さて電車で浜松に戻っても、まだ16時ちょっとすぎ。

メイワンという駅ビルの上にある本屋で時間をつぶす。

やっと次の店に辿り着いたら店主と一緒に入店することになった。

「ティルナノーグ」というめずらしいビールを飲ませる店だ。

これは知人のブログを読んで行きたくなった。

季節限定のビールであるバカヤローエールから黒船ポーター、レッドローズ・アンバーエールなど グビグビ ドクドク と咽を潤す。

ここの店主が気さくな上に女性一人でも入ってこられる雰囲気がよい。

事実隣には仕事上がりの女性が独りでやって来て飲んでいた。

妻は珍しく、その女性に話しかけていた。

「今度は誰それと来るだの何々ちゃんを呼ぶ」だの上機嫌だった。

さて実はもう一軒店に行った。

それは駅南にあるそば屋だ。

辿り着くと定休日だった。

これも知人のブログを読んで行ってみたくなった店だ。

私たちの結婚には反対者が2名、賛成者が1名、無関心が1名だった。

そのため普通の結婚はできなくて少しずつ結婚の形態を進めていくしか方法はなかった。

式を挙げる前に住み始めた。

それが私たちの記念日なのだ。

今は賛成者しか生き残っていない。

空の上や草葉の陰から見ていてくれる人たちに「間違っていた」と思わせ続けたい。