家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

煙突掃除

2011-11-06 15:53:44 | Weblog
今年2月に使い始めた薪ストーブの煙突掃除をした。

ストーブから真っ直ぐ上に伸びる箇所と、そこから真横に進んで外に出る箇所そして外で上に上がる箇所の3箇所に分かれる。

まずは室内の部分を外して外に出した。

つなぎ部分を外して煙突内に針金で出来た毛虫のような掃除道具を挿し込みガリガリとパイプの壁を擦る。

黒い細かな粒子がサラサラと出てきた。

これがススだ。

先日コンクリートに混ぜて色を変えるためのススを購入したばかりだ。

「残念!これを使えばよかった」と後悔した。

購入したのは松のススで墨の元になる奴だが我が家のは主に杉を燃して出来た物だ。

次に部屋の中から外に向けての煙突内を毛虫で擦る。

外にはレジ袋を付けておいた。

その中に真っ黒いススが溜まっていくのが見えた。

屋根に登り最上箇所の煙突を外して降りた。

それは地上できれいにするとして残りは、つないだまま、やはり毛虫を入れてゴシゴシとやった。

屋根上には暖かな日差しが当たり半袖でみよいくらいだ。

約2時間で分解掃除と組み立てが終了した。

出てきたススの量が多いのか少ないのか私には分からない。

杉を燃す量はこの先減っていく。

森林組合が切り倒した杉を運び出してくれたからだ。

そして今年はコナラを切ってシイタケのホダ木を作る。

その余りが出るから、それらが薪になるはずだ。

細かなススが掌や袖に付いた。

それで鼻を擦れば、まんまマンガのようだ。

爪の中に入り込んだススは石鹸で洗ってもきれいに落ちなかった。

爪に残った黒い部分。

見苦しい感覚と、やり終えた満足感の入り混じった感覚。

ススは容器に入れて保管した。

日付けと一緒に「初スス」と書き込んだ。