家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

屋根にネット

2011-11-09 06:51:03 | Weblog
屋根に農業用の遮光ネットを張った。

まずは自宅にある車庫の屋根。

粗末なトタン葺の車庫の屋根に張ったのは日差しの暑さを少しでも和らげるため。

といっても手を打つのが遅すぎるのだが。

先日の台風15号の強風で屋根の一部を飛ばしたので、それを修理する必要があった。

一旦屋根に登って作業をすると俄然やる気が出た。

「よし。遮光ネットも張るぞ」となった。

飛来物によってトタンの一部が凹んだり塗装が剥がれていることが分かったため、それらを直しながら施工した。

真夏には車庫全体が熱気に包まれるが最近は車庫内の温度自体が全く気にならないから残念ながら効果の程は分からない。

春野の屋根の一部にも張った。

こちらの症状は天井の一部に水滴が付く。

ずいぶん前から、この現象に気がついていたのだが今もって、その原因は定かでない。

雨降りには水滴がなくカラッとしている。

そして晴れた日の朝付いている。

だから雨漏りではないと考える。

夜露が関係しているのか結露なのか。

もし結露だとしたら遮光ネットが屋根瓦の温度の上昇や冷え込みを少しでも抑えられるような気がしたのだ。

これは近い将来結論が出ることと思う。

楽しみだ。

両方とも平屋で屋根の勾配が緩いため恐怖心なしで作業できた。

ただ屋根材の上に遮光ネットが張られると、その上は極めて滑りやすくなる。

ここは恐かった。



骨董と渋柿

2011-11-08 09:48:39 | Weblog
甲府の友だちの案内で「骨董と渋柿の旅」をしてきた。

前回甲府を訪れたとき教わった骨董屋「夢よう」は残念ながら開いていなかった。

今回は連絡して開けて待っていてもらった。

外もなかなか稀に見る設えであったが中は聞きしに勝る秀逸な出来栄えであった。

これほど丹念に造り骨董とうまく合わせた総合的な屋敷は見たことがない。

家は本物の茅葺を移築し照明器具やタンスやテーブルなどもすべて本物の風格が味わい深く高価な食器でコーヒーを飲ませてもらった。

囲炉裏の床は厚手の板張りだが床暖房が効いていて素足で歩きたいほど心地よい。

はるかに高い天井には幾重にも組まれた梁が見事だ。

茅を留めている藁がまだ新しい。

人の来ない日には薪を燻(いぶ)して部屋全体に煙を充満させているそうだ。

つまり部屋の中は、まだ製作過程の途中なのだ。

この家が朽ち果てるまで燻蒸による防虫防腐は続く。

全ての骨董品が活き活きとしている。

気候風土に合った確かな美だ。

さてレストラン経営の友人のまかない食で昼を済ませ塩山駅前の甘草屋敷に向かった。

甲州百目柿がずらりと干されている。

裏では、その作業の真っ盛りだった。

やっと掌に乗るほど大きな渋柿の肩部分の皮をむき、あとはピーラーで縦に皮剥きする。

ワッカにした木綿のヒモで二個を結び横に這わせた竹に並べる。

約3週間で竹から下ろし形を成型して今度は平に干す。

独りで1個食べおせないほど大きな干し柿の出来上がりだ。

妻は二箇所のJAで50個以上購入した。

剥き終えた柿の皮を一袋130円で売っていた。

何に使うのか知らないが無駄にはしない。

今週には我が家の窓辺にズラリと並ぶであろう。

私は干し場作り担当でヒヨドリ対策担当だ。

雨に当てないで日には当てる。

風通しを考えて鳥や虫の来ないようにする。

朝4時15分起床で5時過ぎには出発した。

東名高速を走っている途中で毎朝のアラームが鳴った。

心地よい疲れと寝不足が眠気を誘うと思った。

しかし車の中で、あれこれ夢中で話しながらの運転だったので全く眠くはならなかった。

煙突掃除

2011-11-06 15:53:44 | Weblog
今年2月に使い始めた薪ストーブの煙突掃除をした。

ストーブから真っ直ぐ上に伸びる箇所と、そこから真横に進んで外に出る箇所そして外で上に上がる箇所の3箇所に分かれる。

まずは室内の部分を外して外に出した。

つなぎ部分を外して煙突内に針金で出来た毛虫のような掃除道具を挿し込みガリガリとパイプの壁を擦る。

黒い細かな粒子がサラサラと出てきた。

これがススだ。

先日コンクリートに混ぜて色を変えるためのススを購入したばかりだ。

「残念!これを使えばよかった」と後悔した。

購入したのは松のススで墨の元になる奴だが我が家のは主に杉を燃して出来た物だ。

次に部屋の中から外に向けての煙突内を毛虫で擦る。

外にはレジ袋を付けておいた。

その中に真っ黒いススが溜まっていくのが見えた。

屋根に登り最上箇所の煙突を外して降りた。

それは地上できれいにするとして残りは、つないだまま、やはり毛虫を入れてゴシゴシとやった。

屋根上には暖かな日差しが当たり半袖でみよいくらいだ。

約2時間で分解掃除と組み立てが終了した。

出てきたススの量が多いのか少ないのか私には分からない。

杉を燃す量はこの先減っていく。

森林組合が切り倒した杉を運び出してくれたからだ。

そして今年はコナラを切ってシイタケのホダ木を作る。

その余りが出るから、それらが薪になるはずだ。

細かなススが掌や袖に付いた。

それで鼻を擦れば、まんまマンガのようだ。

爪の中に入り込んだススは石鹸で洗ってもきれいに落ちなかった。

爪に残った黒い部分。

見苦しい感覚と、やり終えた満足感の入り混じった感覚。

ススは容器に入れて保管した。

日付けと一緒に「初スス」と書き込んだ。




一年前と変わったこと

2011-11-05 06:50:10 | Weblog
一年前と変わったこと。

まずは体重だ。

65.9Kgだったのが58.3Kgでその差7.6Kg。

体脂肪率37.3%が21.5%。でその差は15.8%だ。

春野で重労働して帰宅し、すぐに体重測定すると58Kgを切っている時もあるし、また体脂肪率も最高は17.3%を示したこともある。

先日何年ぶりに知人と遭った。

「シャンプーですね」と言うので何を言っているのか分からなかったが近づいてはっきり聞くと「シャープになりましたね」と自分のアゴの辺りを掌で尖らせて見せた。

また別の知人とは10ヶ月ぶりで話をした。

帰り際に「お大事に」と言って去って行った。

私の痩せ方を見て「ガン」か「糖尿病」か何かと勘違いしたのだろう。

笑いながら元気に話をしたのだけれど内心では少し心配になったようだ。

NO ALCOHOLという文字が増えた。

以前は毎日飲んでいたから、たまにこの文字が登場したが今は月曜日から木曜日までは原則的に、この文字を守っている。

ただし本来ALCOHOL飲料は大好きなので、どうしても飲みたいときには躊躇せずに飲む。

去年の11月20日から歩行を続けている。

基本的に朝食後と夕食後の二回で45分間。

もうすぐ1年間歩き通したということになる。

今年の11月20日は日曜日だから思う存分飲もうと思う。



寒くなってきた

2011-11-04 06:28:57 | Weblog
このところ寒い日が増えた。

つい先日まで暑い暑いと汗をかいていたのに。

ストーブ用の灯油を買い置きした。

道産子と猫のいる我が家は寒さに弱いのだ。

昨年は温風ヒーターが壊れ買い替えた。

だが新品のストーブが来たにも拘らず一度も使用しなかった。

といっても私の部屋だけだが。

運動場で着るグランドコートを着て雪用の靴を履いてパソコンに向かった。

妻が部屋に入ってくると

「ストーブ着けなよ」と言ったが「いいじゃないか」と言って意地でも着けなかった。

やり終えてみれば大したことはなかった。

また温水で顔を洗うことをやめた。

その時の気温のままの水道水で洗った。

「ヒエ~」となるが拭いてしまえば気持ち良さが残る。

ついでに、この夏はクーラーを全く使わなかった。

クーラーだけでなく扇風機も使わなかった。

もっぱらウチワであおいで過ごした。

寝床でも、まるでバーベキューの炭のようにアオイでアオイで。

手を止めると、いつしか眠りに落ちて行く毎晩だった。

節電が叫ばれる前からの取り組みだから時流に乗ったわけではない。

「浜松なんて暑くも寒くも中途半端なのだからやれるよ」と今は言える。

今年はラクダのモモヒキを購入したいと思っている。

今はスポーツ品店で品の良い物を売っている。

外から見れば分からない。

少し痩せたから以前の太目のズボンも穿けるかもしれない。

一石何鳥になるのだろう。





一年経った

2011-11-03 06:56:48 | Weblog
朝と夜の血圧を測定して書き留めるようになってから1年が経った。

それまでも継続して測ったことがあるし記録もある。

だが一年間を通して測り記録したのは初めてのことだ。

記録によると各年11月1日の数字は次の通りで最高血圧、最低血圧、脈拍の順だ。

2006年度 126-84-77

2007年度 111-81-75

2008年度 120-85-71

2009年度  記録なし

2010年度 151-102-76

2011年度 118-81-74

どうやら私は高血圧ではないようだ。

ただし今月は冷え込む日と暖かい日があり暖房器具をまだ使用しないこともあって日によってバラツキがある。

毎朝暖房を使い始める今月末からは安定するものと思われることは過去の記録が物語っている。

記録をキチンと付けておく事のきっかけとなったのは昨年の10月末に行った健康診断だった。

ここで血圧が高く測定された。

これが9月末であったなら何の問題もなく例年通り測ったり測らなかったりを繰り返したのであろう。

年間を通して見てみると自分の傾向が分かる。

傾向が分かれば対策が立てられる。

「塩分の摂り過ぎは血圧を高くする」と報道でもよく聞くが塩分不足でも血圧が高くなるということを医師から直接聴いた。

正反対のことが、どちらも正しいということだ。

102-61-86という数字は最近起こした私の二日酔いの時の起床時の血圧だ。

アルコールの作用で、ここまで変化する。

朝の起きがけの気温に注意するというのが私の注意事項だと分かった。

起きたらすぐに何か一枚羽織り靴下などを履いて身体を急激に冷やさないようにする。

無料の保温で健康を維持するぞ。


結婚記念日には

2011-11-02 06:46:12 | Weblog
結婚して35年が過ぎた。

58分の35を共に歩んできた。

妻には、こんな私とよく一緒に来てくれたと感謝する。

記念日らしく「ランチしよう」ということになり、それでは「月一回のアルコール付きランチも、それに含もう」ということになった。

選んだ店は掛川駅近くのアトリエM.O.F.だ。

これは社会人大学でもらったチラシに載っていたから。

お互いに35年過ぎたことに感謝を述べ11:30からワインで「カンパァーイ」。

なんともシアワセだ。

さて13:30に店を出て掛川をぶらついた。

なにせ次に行きたい店は18:00からだから時間が有りすぎる。

骨董屋をのぞき掛川城に登城し桂花園で掛川名物の葛湯を買った。

さて電車で浜松に戻っても、まだ16時ちょっとすぎ。

メイワンという駅ビルの上にある本屋で時間をつぶす。

やっと次の店に辿り着いたら店主と一緒に入店することになった。

「ティルナノーグ」というめずらしいビールを飲ませる店だ。

これは知人のブログを読んで行きたくなった。

季節限定のビールであるバカヤローエールから黒船ポーター、レッドローズ・アンバーエールなど グビグビ ドクドク と咽を潤す。

ここの店主が気さくな上に女性一人でも入ってこられる雰囲気がよい。

事実隣には仕事上がりの女性が独りでやって来て飲んでいた。

妻は珍しく、その女性に話しかけていた。

「今度は誰それと来るだの何々ちゃんを呼ぶ」だの上機嫌だった。

さて実はもう一軒店に行った。

それは駅南にあるそば屋だ。

辿り着くと定休日だった。

これも知人のブログを読んで行ってみたくなった店だ。

私たちの結婚には反対者が2名、賛成者が1名、無関心が1名だった。

そのため普通の結婚はできなくて少しずつ結婚の形態を進めていくしか方法はなかった。

式を挙げる前に住み始めた。

それが私たちの記念日なのだ。

今は賛成者しか生き残っていない。

空の上や草葉の陰から見ていてくれる人たちに「間違っていた」と思わせ続けたい。