ねずさんが、市丸中将の「ルーズベルトに与うる書」を取り上げてくれています。以前、始めてねずさんが取り上げてくれて、初めて知って衝撃を受けました。
これを読む度に、今の日本人との差に驚くだけです。と言うか、やはり、戦前の日本人の凄さに感動させられます。
アメリカはどう思っているのだろうと思ったら、何と、きちんと保存して陳列してくれているのだそうです。
もしかしたら、知らないのは日本人だけかも知れません。
是非、全文を何時ものようにリンク元で読んでください。
ルー ズベルトニ与フル書
昨日に引き続き、硫黄島で散華された市丸利之助(いちまるりのすけ)海軍中将が、米国大統領のルーズベルトに与えた書簡をご 紹介したいと思います。
当時の日本人の決意と覚悟のすべてがここにあります。
ちなみに、いまマレーシアが金正男殺害事件で北朝鮮を相手取って頑張っていますが、マレーシアが国是とするお手本は戦前の日本で す。
たとえ道は険しかろうとも、誇りを持って国家としての責任を常にキチンと果たしていく。
本文に先立って、ルーズベルトについて少し補足しておこうと思います。
ルーズベルトの先任の米国大統領は共和党の第31代ハーバート・フーバー(Herbert Clark Hoover)です。
フーバーは昭和4(1929)年3月に大統領に就任しますが、この年の10月にニューヨーク株式市場が大暴落します。
事態がその段階で世界大恐慌に至ることは、誰にも予測できなかったことです。
フーバーは、景気の冷え込みによる税収の減少を、大幅な緊縮財政で乗り越えようとしました。
ところが、これが失政でした。
ただでさえ、市中からお金が消えているのです。
お金は人間の体で言ったら血液に例えられますが、すでに貧血状態になっている経済に、政府が財政を縮小したら、それは貧血患者か らさらに大量の血液を抜いてしまうことと同じ状況を生みます。
米国経済は、これによって抜き差しならないデフレ経済に陥りました。
平成日本と同じことです。
そのフーバーに代わって第32代米国大統領に就任したのが、米国民主党フランクリン・ルーズベルト(Franklin Delano Roosevelt)でした。
ルーズベルトは、
「米国経済を完全復活させて景気回復を図る」を公約として大統領選を戦いました。
そして就任後すぐに手掛けたのが、有名な「ニューディール政策」です。
これは大規模な財政出動によって公共工事を行い、これによって新たな雇用を生み出し、景気を回復させるという政策です。
いまで言ったら、箱物行政そのものですが、これが大成功しました。
もっともこの成功には、原型があって、それがいち早く恐慌を脱出して景気回復と二桁の経済成長を回復させた日本の高橋是清財政で す。
ニューディール政策は、いわばその二番煎じです。
ですが、効果は絶大でした。…以下略
この動画は、日本人全てに見てもらいたいですね。何時ものことですが、あの反日売国外務省に、こんな素晴らしい動画を世界に広報してもらいたいものです。