今日は、私事を書かせて貰います。
95年のウィンドウズの発売で、今からはこれの時代かもと調べ始め、どうやらブラインドタッチをものにする必要がありそうと思い、早くからPCに携わっていた兄に相談すると、これで練習しろとタイピングソフトとWindows3.1のPCを提供してくれました。
それで、必死で練習して、これなら何とかなるかなと自信を付け、96年に始めました。この辺は、パソコンの部屋に書いています。
最初はハードの方が面白くて、自作に嵌ったのですが、ネット巡回をする内に、やはり、自分でもHPを持ちたくなって始めたのが、1999年7月17日土曜日の第1話です。
と言うことで、今日から20年目に突入ということになります。始めた頃は何時止めることになるか位しか考えてなかったのですが、何時の間にか、続けることに拘ってしまったようです。
続いてくると、益々、途絶えさせたくなり10年以上休まず続けたましたが、これは、入院で途切れました。それで、気が楽になってもう何時止めても良いと思いながらも続けて、とうとう19年経ったということです。
お陰で、いろんなものを捨てたこともありますが、70を過ぎても毎日時間が足りない思いをしているのは、やる事が無いより幸せなのだろうと喜んでいます。
ということで20年目もお付き合い下さい。と言うか、いよいよ終わりは近いかなと覚悟しています。何と言っても、予定では来年にあちらに行くことになっているので20年を完走できるかどうかは怪しいようです。さて、どうなることやら。
NHKのネット配信の真の目的はと、13日、第 371回の「NHK、ネットのみの世帯に対し受信料新設狙う」で、取り上げました。
この問題は、やはりNHKと長年戦ってくれている小山和伸さんの考えを聞きたいところと思っていたら【頑固亭異聞】で、取り上げてくれました。
やはり、受信料契約をしていない人達やスマホなどしか持たない人達へも広げて絞りとるのが最終目的のようです。
もう一つのソニーのNHKが映らないテレビについては訴訟も考えているそうです。面白くなりそうです。
前半のフランスのインド太平洋安保への参加による中国包囲網の話題も興味深いものがあります。安倍さんの戦略がどんどん広がっているようです。
前半はフランス。NHKは25分過ぎから。
フランスの参加は、産経も書いてくれています。
産経ニュースよ り 2018.7.15
フ ランス インド太平洋安保に名乗り 日豪印との連携軸に 中国の覇権に対抗
【パリ=三井美奈】フランス政府は、12~14日の河野太郎外相の訪仏中、インド太平洋の安全保障で日仏協力を強化することに合意した。マクロン仏政権 は日本、インド、オーストラリアの3カ国との防衛協力を軸に、中国による海洋覇権の拡大を牽制する姿勢を鮮明にしている。
マクロン政権は、経済・貿易重視だったオランド前政権の「中国寄り」外交を修正。南シナ海で「航行の自由」を確保するた め、昨年だけで少なくとも5隻の艦船を派遣した。先月策定した戦略指針「インド太平洋の安全保障」で、中国による南シナ海で の人工島造成や軍事拠点化の動きが緊張を招いているとしたうえで、「世界貿易の航路が集中する地域であり、危機は域外に広が る可能性がある」と明記。多国間主義、国際法による支配の重要性を外交の柱に掲げた。
フランスはインド太平洋にニューカレドニア、仏領ポリネシアなど海外領土を保有。約8000人の兵力を展開する。中国の強 引な権益拡大に対し、「既成事実化の押しつけは、断じて認めない」(パルリ仏国防相)方針だ。
河野外相は13日、自衛隊と仏軍が物資・役務を融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)に署名。14日の日仏外相会談 で、エネルギーや環境問題を含めた「海洋対話」の枠組み設置に合意した。双方は互いに「特別のパートナー」と位置づけてい る。
日本との関係強化は、フランスがインド、オーストラリアと進める防衛協力と歩調を合わせたものだ。
マクロン大統領は3月の訪印時、モディ首相との共同記者会見で「インド洋や太平洋で覇権はあってはならない」と発言。海軍 基地の仏印相互利用を定めた協定に調印した。中国がパキスタンやスリランカの港湾に進出する中、巻き返しを図るインドを後押 しした。
5月のオーストラリア訪問時には記者会見で、「仏、豪、印はインド太平洋で目標を共有し、地域のカギとなる」と発言した。 フランスは2016年、豪州の次世代潜水艦で共同開発の受注を獲得。以後、防衛協力で急接近している。
マクロン大統領は年内の訪日に向けて調整が進んでおり、海洋安保協力が最大のテーマになりそうだ。
ここに、アメリカが入ってないのは何故なンでしょう。どうせなら一緒にやってもらいたいものですが、それも含まれているのでしょうか。
上川陽子法務大臣の日本の軟弱な男には出来無い決断によるオームの死刑に、海外の左翼新聞が噛みついてきているようです。
死刑は必要だと思いますが、左翼の強い世界では廃止が潮流だけに、それを押さえることできる理論武装が欲しいと思ってました。
ところが、今回の件で、ネットでは、海外は日本と違って逮捕せずに射殺する場合が多いからだとの説を目にして、成る程と納得、これは、使えるのじゃないでようか。
産経ニュースよ り 2018.7.16
【環球異見・オウム死刑執行】CNN(米 国) 日本の死刑制度を問題視
米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は5日、一連の事件や裁判の経過を報じるとともにオウム真理教が「物質的繁栄に幻滅していた 日本の若いエリート層を引きつけた」と分析。また「教団は、米国や日本政府に武装して対抗し、麻原(元死刑囚)は日本が米国や同 盟国からの攻撃で2000年までに滅びると説いた」と説明した。
先進7カ国(G7)の中で死刑制度があるのは日本と米国だけで、米国では自国の制度と比較する報道も目立った。米民間団体「死 刑情報センター」によると、死刑存置州は31州で、19州とコロンビア特別区(首都ワシントン)で廃止。死刑執行数は1999年 の98人をピークに減少しており、昨年は23人だった。また、米国では薬物注射による死刑執行が普及し、制度の透明性を重視する 観点から、死刑囚や家族に事前に通知することになっている。
CNNテレビの電子版(6日)では、拘置所内にある刑場の写真を掲載し、「日本では、死刑囚の家族や弁護士に事前の警告がない まま秘密裏に執行される。死刑囚は執行のわずか数時間前に知らされる」と説明。また、ニューヨークポスト紙の電子版(6日)も、 死刑執行の通知は「当日の朝、たいていは1時間前」とし、国連拷問禁止委員会が「死刑囚や家族に精神的圧迫を与えている」と日本 の制度を批判していると紹介。また「日本は2015年の政府の調査で80・3%が死刑制度を支持したのに対し、米国では54% だ」と比較し
た。
一方、ネットメディアのデイリー・ビーストは9日、長文の特集記事を掲載。「日本政府は、原則として控訴審や関連する公判が終 了したときに死刑を執行する。ただ、なぜ、オウム事件の死刑執行がいま行われたのかは不明だ」と指摘。一連の事件で残る6人の死 刑囚の執行時期について「最後の審判は、与党が、政治的に都合がよいと判断したときにやってくる」と持論を展開し、死刑制度の透 明性の欠如を批判した。(ニューヨーク、上塚真由)
アメリカの新聞が射殺に頭が回らず、勝手なことを言っています。ここは、きちんとした数字が欲しいところです。
なんて、おもってたら、上念さんがツイッターでそんなデータを調べたブログを紹介してくれていました。上念さんのツイッターからリンク元にとべます。
— 上念 司 (@smith796000) 2018年7月15日
やはり、この数字は使えそうです。それにしても、こんなデータは法務省か警察が持ってないのでしょうか。
もし、無いのなら早急に調査して死刑廃止論者達がグーの音も出ないようなデータを突き付けてやりましょう。
上川さん、早急に支持を出して作成させましょう。これで、死刑廃止論を押さえ込むことに成功したら、次期総理が見えてくるかも。
青山さんの動画を見ていると、ここまで本音を全面に出して発言できる人が居ることに驚き、その勇気に頭が下がります。
それだけに、煙たい存在と思う人達は多いでしょうね。ここでも、良く取り上げる加藤清隆さんが、青山さんの提言というだけで反対する人が多いと、さらっと発言していましたが多分それが本当なのでしょう。
つまりは、公という考えじゃなく好き嫌いで考える小さい人間が多すぎるということでしょう。
そんな代表的なのが反日売国左翼・在日マスメディアのようです。青山さんが、面白い例を話されていました。
これが、青山さんが議員として存在しないと良く言われていることですね。これが、日本のマスメディアのやることです。
それにしても姑息な奴らですね。どうあっても青山さんに活躍されたくないのでしょう。それだけ、恐れているということですね。
何時も、「夫が権威で妻が権力」という素晴らしい考えなど、日本の女性が大切にされていることを思わぬ視点から気付かせてくれることで驚かせてくれる加瀬さんが、又、面白いことを教えてくれています。
最近の官僚のセクハラ問題などは、日本が築き上げて来た女性を尊敬する考えが、戦後の劣化によって産まれて来たきたものじゃないでしょうか。
つまりは、女性を蔑視するするような劣化した男を育ててしまったということでしょうか。
そんな劣化した者が、教育界のトップになれるような組織が教育業界を牛耳っている限り、日本の教育が再生されることは無理でしょう。
加瀬さんは、文科省を廃止すべきと言われています。これは、面白そう。
加 瀬英明のコラムより Date : 2018/07/05 (Thu)
あ えかにわかき新妻を 君わするるや
中島兄哥は、強きを扶(たす)け弱きを挫く、平成の侠客だ。気っ風がよい。姐さんは後光がさすように、微笑(ほほえ)む。
兄哥さんは朝起きると、「向ひゐて見れども飽かぬ吾妹子(わぎもこ)」(安倍蟲麻呂、万葉集)と、口ずさむにちがいない。
私も妻鈍(さいのろ)では、負けない。妻鈍は妻にだらしないほど甘い夫で、明治以後の造語だ。
私は幼い時から、父から「女性と動物を苛めてはならない」と、躾けられた。
外交官だった父・俊一(としかず)は、101歳で生涯を閉じた。その他に、とくに教えられたことはない。
最後の日まで元気だったが、女性を大切にして、優しかったから、艶があった。
やはり若いころから、外務官僚として新橋のお茶屋に通ったからだろう。私は中学生のころに洋食屋で、父の馴染みの芸者衆に引き合わされた。
そんなことから、私が50を過ぎて父の家に寄ると、新橋の80歳を超える姥桜(うばざくら)が遊びにきていて、「まあ、お坊ちゃま、おおきくなられまし たこと」といわれて、閉口したものだった。
父は気障なところがあった。女性に対して、いつも凛としていた。そんなことを習ったから、私も少年のころから女性と動物を、もっぱら愛護するようになっ た。
正岡子規が人は「気育」が大切だと説いているが、「気」が「艶」になるのだろう。
男には気負いが、必要だ。意気ごみが男をつくる。
気が天地を満たし、活力の源となる。いつも研ぎ澄まされた刀身を、心の鞘に収めていなければならない。
刀身と同じように、匂ふような男とならねばならない。「匂ふ」は古語で「輝く、美しい」を意味する。
女性に懸想し、言い寄ることを、古語で「婚(よば)い」というが、古く『古事記』『万葉集』に登場するから、男が持って生まれた性(さが)である。
“通い婚”の時代だったから、「夜這い」とも書かれた。
たまに美女に出あうと、気が散ることもある。たまに乱れることも、正常さを保つために必要なのだ。
私は妻と結ばれてから、明治生まれの歌人の与謝野晶子が、「かげに伏して泣くあえかにわかき新妻(にひづま)を、君わするるや思へるや」と戒めているの を、心に刻んだ。
あえかは、「かよわい、たよりない」という意味である。
それにしても、最近の国会議員や、高級官僚は、男の矜持を欠いている。閣僚や、県知事が買春し、財務次官がセクハラで辞任するというのに、日本の男の品 位が地に堕ちたことを、慨嘆せざるをえない。
大臣や、県知事が人足ではあるまいし、平成の安物の夜鷹を買うのは、あってはならないことだ。
財務次官が官位を笠に着て、卑猥な言葉を連発して、女性を苛めて喜ぶのは、日本が崩壊する前兆ではないか。『源氏物語』では女性を「あえかな花」(帚 木)と、描いている。
江戸時代に夜鷹は、引っ張りとか、夜発(やほつ)、辻君と呼ばれた。
もし、武士が夜鷹小屋に出入りするところを見られたら、品位を穢したかどで、禄を奪われ、足軽の身分に落とされた。
私は武道に携わってきたが、「心、姿勢、技」を、その順で重んじることを、旨とすべきことを教えられた。
「姿勢」は肉体的な姿勢だけではなく、人生に対する姿勢でもある。「技」が最後にくることが、眼目である。
高学歴の高級官僚や知事が、人足か無宿者か、女衒(ぜげん)のように卑しいのは、この3、40年の教育に、大きな欠陥があるからだ。
現代の日本では、小学校から大学まで教えることはしても、育てることをしない。
「心」や、「姿勢」を整えることを御座なりにして、「技」だけ教えるために、今日の惨状を招いているのだ。
このような政治や、行政を預かる者ばかりでは、日本が遠からずしておもいやりが欠けた、心無い社会になってしまおう。
無宿者は人別(にんべつ)帳から外されて、さすらっている者をいい、物乞いもとして扱われたが、総じて心が貧しく、野卑で荒(すさ)んでいた。
江戸期には全国にわたって、庶民の子を教育するために、大小2万校以上の寺子屋があった。
すべて町や、村の地域社会の手造りの学校だった。教科書は往来物と呼ばれたが、7000種以上が現存している。
寺子屋では4年間のうちに、読み書き、算盤のほかに、農業、漁業、商業など、それぞれの地域に合わせた、生業を教えた。
男女の師匠は、礼儀、作法、精神修養にことさら厳しかった。教育は何よりも徳育だった。このようにして育てられた庶民が、幕末から明治にかけて、輝かし い近代の日本を建設した。
技しか知らない者は、巾着切(きんちゃくき)り(掏摸(すり))か、空き巣狙いと、かわらない。
幕府には教育を担当する役人が、1人もいなかった。私は文科省を廃止して、教育を地方社会に委ねるべきだと思う。
夜這いは平安時代には、けつして下卑(げび)た行為ではなかった。「婚(よば)い」とも、「懸想(よばい)」とも、書かれた。男たちは相問歌や、懸想文 (よばいぶみ)に、一輪の花を添えて、あえかな花を摘みに、思い人のもとに通った。
女は男を映す鏡だ。このような下卑た男ばかりでは、日本にとって、何よりも大切な宝である女が劣化する。
私は日本の美風を守るために、女性を大切にしてきた。これからも、心と姿勢を正してゆこうと、決めている。
(中島繁治氏は日大OB誌『熟年ニュース』主催者)
良いですね、こういう素晴らしい文化を取り戻したいですね。それにしても、我が先人は本当に凄い国を作り上げて来たことに驚かされます。
国連にどうのこうの言われるような国じゃないことを世界に思い知らせることが出来るように再生することこそが必要ですね。
台湾と韓国の日本に対応する違いは、もしかしたら統治時代の長さの差かなと、少し好意敵に考えてみましたが、やはり、そんな甘いものじゃないようです。どう考えても、民族の差のようです。
統治時代も、台湾より朝鮮の方が重んじられていたようですが、結果は全く逆ですから、これはもうどうにもならないのでしょう。やはり、未来永劫付き合わないことでしょう。
お人好しの日本人が散々力を注いでも、結局は恨まれるだけのようです。ハングルを広めたことも、無駄な努力だったのじゃないでしょうか。
産経ニュースより 2018.7.7
【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】(26)ハ ングル普及に貢献した日本人 中国崇拝一辺倒を打破
朝鮮・韓国語を少しでも勉強した人は、よく分かると思うが、日本語との共通点が非常に多い。文法がほぼ同じだし、漢字由来の単 語(漢字語)が多数を占めているから、やや発音は違うものの、日本人には何となく意味の予想がつく。
のっぽ、おんぶ、デブ、ボロ(もうけ)、(腹)ぺこ、チョンガー、(ラクダの)パッチ…知らず知らずに使っている日本語の中に も、朝鮮語に関係があると思われる単語が少なくない(異説あり)。おそらく日本人にとって「最も習得しやすい外国語」であろう。 逆もまた然(しか)りである。
ただ、漢字は別にして、文字は全く違うから、とっつきにくい。初めて韓国へ行った日本人が、看板などに書かれた、見慣れない記 号のような文字の洪水に頭がクラクラして、“ハングル酔い”になることもあるらしい。
ハングルは、15世紀の半ば、李朝の王、世宗(セジョン)の時代に「訓民正音(フンミンジョンウム)」の名で公布された。母音 と子音を組み合わせた合理的な表音文字で漢文を読めない庶民にも分かりやすいようにした画期的な発明であった。
ところが、中国文化(漢文)ばかりをありがたがる朝鮮の支配者階級は、かたくなに「漢文」しか使おうとしない。せっかく独自の 文字を発明したのに、それを「諺文(おんもん)」と呼び、知識のない者や女・子供の文字だとして、公的には使おうとしない向きも あったのである。ハングルは長らく“日陰の身”に置かれていた。
◆識字率を向上させよ
李朝末期、朝鮮人の間でようやくハングルを再評価する動きが広がってきたが、そこには日本人の貢献もあった。
福沢諭吉(1835~1901年)は、朝鮮の改革・進歩、文化の発展のためには、庶民にも読みやすいハングルを普及させて識字 率を上げることが肝要だ、と考えた。福沢は、自らハングルの活字を特注して作らせ、門下の井上角五郎(かくごろう) (1860~1938年)を京城へ派遣する。
井上著の『福澤先生の朝鮮御経営と現代朝鮮の文化とに就いて』(昭和9年)を引いてみたい。《朝鮮には諺文(ハングル)があ る。日本の「いろは」の如(ごと)くに用いられると知られて、(福沢)先生は、これさえあれば朝鮮も開化の仲間に入れることがで きる》
福沢や井上の頭にあったのは、日本語の「漢字かな交じり文」だ。漢字のみの漢文や、ひらがな、カタカタのみの文は読みにくいが 双方が交じると読みやすい。漢字は表意文字なので文意がつかめるからだ。
ハングルは、表音文字であるため、同音異義語が多く、「防火」と「放火」が同じ表記になってしまう。そこへ漢字表記を交ぜる と、文意がつかみやすくなるのは日本語と同じだ。福沢らは漢文志向が強かった当時の朝鮮に、漢字とハングルを交ぜた文を根付か せ、庶民にも読みやすくしようと考えたのである。
再び前述書に拠(よ)る。《政治も法律も支那に模倣(略)官吏の文書に正音(ハングル)を交えることを禁じ…常民の全く学識な き者、婦女子のほかは、男子として諺文(同)を読んだり書いたりするのは一大恥辱…というのが朝鮮上流社会の思想であった》
福沢と井上は、その思想を打破するために、ハングル入りの文を用いた新聞の発行を考えつく。《先生は「(新聞への)諺文使用は 出来うるか」と言われました。私は、決して困難とは思いませんが、朝鮮上流社会の支那崇拝思想を打破せぬ限りは、これを社会に普 及させられませぬ。これを打破するのが私の使命と思っています》
そして、井上は、朝鮮人語学者の協力を得て、明治19(1886)年、形は少し違ったが、京城でハングルを入れた初の新聞『漢 城周報』(週刊)の発刊にこぎつける。新聞は国王の認可を受け、政府の機関が発行所となったもので、朝鮮社会に与えたインパクト は大きかった。29年には朝鮮人の手によってハングルのみの独立新聞が発行される。
◆一村一校の小学校建設
日本統治時代、ハングルは普通学校(小学校)の教科書に載り、朝鮮の子供たちに普及してゆく。
日本が建てた初等教育の学校は、明治45年に500校あまり(児童数約6万6千人)だったが、「一面(村)一校」を合言葉に地 方に広がり、昭和11年には、約2500校・児童数約93万人→16年、約3700校・約170万人と急増。終戦前の就学率が、 5割を超えていたのは前回書いた通りである。
初等教育機関は当初、日本人が主の小学校(一部の朝鮮人も通った)と朝鮮人児童の普通学校に分かれていた。昭和12年に名称は ともに小学校となったが、学校の統一はされていない。「国語(日本語)能力」に差があったからである。
朝鮮総督府は、普通学校で教える朝鮮語で、ハングルのつづりを統一するため、朝鮮語学者の協力を得て昭和5年に、諺文綴字(つ づりじ)法を公布。正書法を完成させてゆく。
前回、国語政策の「時代による濃淡」について触れた。大正8(1919)年の大規模な抗日運動(三・一事件)以降、日本は“緩 やかな”「文化政治」にかじを切る。結社、集会の規制が緩められ、今も続く朝鮮日報や東亜日報といった朝鮮語の新聞も、この時期 に創刊されている。
だが、日中戦争開始(昭和12年)以降は、朝鮮でも戦時体制として皇民化政策が進められ、自由な雰囲気は失われてゆく。ハング ルの普及活動を進めた朝鮮人の民間団体が、民族運動、独立運動の拠点とみなされ、治安維持法で検挙される事件も起きている(17 年の「朝鮮語学会事件」)。
ハングルは再び“日陰の身”とされたが、ハングル交じりの新聞(毎日新報)は終戦まで発行されている。
戦後の韓国・北朝鮮は、一転して、民族意識の象徴としてのハングルを重んじ、漢字を排除するようになる。韓国では漢字教育をほ とんど受けなかった「ハングル世代」が大多数を占め、自分の名前すら漢字で書けない人も多い。どうもこの民族は、極端に走りすぎ る。=敬称略、土曜掲載(文化部編集委員 喜多由浩)
極端に走りすぎるとなると、ハングルもいずれ捨てられ、英語あたりに飛びつく可能性もありそうです。それとも、北との統合で漢字が復活するなんてこともあるのかも。
いずれにしても、もう日本とは関係ないですからお好きなように。
中国人は、本物を作るのは苦手のようですが、偽者や人を騙すものを作ることにかけては天才なのかもしれません。日本人には無い発想かもしれません。
そんな荒唐無稽の発明品がゴロゴロしているようです。何時もの宮崎さんが書いてくれています。
宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより 平成30年(2018年)7月8日(日曜日) 通巻第5754号
裏口入学 なんてメじゃないって。予備校もカンニング機器の販売に手を貸した
受験を欺く新兵器の数々、消しゴムに隠された補聴器、指紋のニセモノ
詐欺にかけては世界一の技術を誇る国は?
正解はシナ。指摘する必要もないだろう。裏口入学で日本は大騒ぎをしているが、コネによる裏口入学が常識でさえある中国 で、昨今、話題となっているのはカンニングの新兵器である。
当局は5月24日に李と名乗る入試カンニング機器販売の主犯格を逮捕し、出荷寸前だった10万個の「機器」を押収した。不 正な機械を販売してきた12の団体を手入れし、容疑者を拘束した。
この国家考査(全国統一模試)を突破するためにカンニングの新製品が年々歳々向上していた事実が浮かび上がった。
予備校の中には、この機器を購入したところが八校もあったという(サウスチャイナモーニングポスト、2018年7月7 日)。
まず指紋である。身代わり受験を防ぐための中国の模試会場の入り口で指紋の照合がある。荷物検査は金属探知機があり、ここ を突破する新しい、金属探知機にみつからない兵器が求められていた。
注目は小さなイヤホンで、金属探知をのがれる。また消しゴムに内蔵されたスクリーンや計算機を偽造した液晶パネル。これら を入試会場から三キロ以内に陣取るグループが問題を解いて受験生に送るシステムであり、やっぱり中国人の発想は違うなぁと感 心するばかりである。
ロス米商務長官は中国を「ルール違反常習」とは言わず、「貿易の詐欺師」とまで酷評したが、科挙試験以来、替え玉やカンニ ングは彼らのお家芸であり、あげくは入試不合格でも、つぎは有名大学の「卒業証明」の偽造である。
日本に入国するのにニセ指紋を貼り付けるとネットで読んだことがありますが、本当にそんあものがあるんですね。
こうなると、日本に不法入国なんて当然のごとくやっているんでしょうね。只でさえ、中国には甘い日本ですから気が付いたら回りは中国人ばかりなんて時がくるかもしれません。
もう政府も好い加減中国との国交断絶を真剣に考えるべきでしょう。何時まで騙されたら気が住むのですか。
と言うか、やはり、平和ボケ財界や売国政治家が許さないのでしょう。
ここは、もうトランプさんに中国を叩き潰して貰うしか解決方は無いのでしょう。