Chinaの幕引きを期待していた習皇帝ですが、どうやら失脚の恐れがあるようです。こんな所で下ろされては大変です。やはり、最後の皇帝として栄光の幕引きをお願いしたいものです。
青山さんが「ぼくらの国会」で失脚を語ってくれています。
そんな習皇帝を許しているのは民主国家です。その恥をHaranoさんが語ってくれています。
実は中国に最大な外部勢力がある!犯罪組織を100年間生かしたの は、民主国家の恥... キンペーが自ら標的になる...https://t.co/SRjxSaFQTA pic.twitter.com/7XEFgwuiEQ
— Harano Times Official (@HaranoTimes) July 2, 2021
その習皇帝失脚の前兆とも思える事件が香港で起きたようです。何と、警官を刺し、その場で自決したのだそうです。もしかしたら、これをきっかけに民衆が立ち上がるなんてことがあるのでしょうか。
宮崎さんが、この事件を取り上げ、日本で起きた大隈重信事件を教えてくれています。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)7月2日(金曜日) 弐 通巻第6971号
(速報)
中国共産党百年の「記念日」に起きた「香港の来島恒喜」事件
警官を刺し、その場で自決。ネットは「人民の英雄」と讃えた
7月1日、北京では天安門前広場に七万の群衆を集め、習近平は「偉大なる中華民族」「共産党なくして中国人民の栄光と繁栄 はなかった」「貧困問題を解決した」「共産党の使命は台湾統一である」「中国共産党バンザイ」と壱時間かけての無内容な長演 説。強制動員された「聴衆」の多くが居眠りをしていた。
一点だけ注目したのは毛沢東、トウ小平、江沢民、胡錦涛を並べたなかに、周恩来、劉少奇、朱徳、陳雲の名前を挙げて評価し たことだ。いずれも毛沢東の政敵である。
同じく、7月1日の香港。この日の香港は町が死んだように静かで目立ったのは警備の警官隊ばかり。集会が不許可となった ヴィクトリア公園は封鎖され、あたかも戒厳令下の風景だった。香港返還22年を祝う行事は、隅っこでそそくさと行われた。
同日夜10時過ぎだった。
銅鐸湾SOGO百貨店前で警備に当たっていた香港警察員が、とつじょ刺された。容疑者はただちに持っていた刀で壮烈に自決 した。写真をみると屈強な体格に運動靴、黒い半袖姿の若者である。氏名や背景は、現時点(7月2日午前五時)で不明。
咄嗟に連想した。
明治二十二年十月十八日のことだった。
大隈重信(当時の外務卿)が外務省から帰宅しようと門を出たとき、馬車に爆弾を投げ込んだのは来島恒喜(29歳)だった。
爆破の現場を見て、その場で喉を衝き、自決した。
大隈は重症を負ったが、生きのび、しかも犯人を憎むことはなく、あっぱれと激賛した。
勝海舟は、来島の墓を建てる運動を主導した。そして、来島恒喜の狙い通り、条約改正は見送りとなり、黒田内閣は総辞職し た。
彼は烈士として祀られた。
来島恒喜は福岡藩士の子、中江兆民にフランス語をならい、玄洋社に参加した。
大隈卿暗殺を計画し、累が及ばぬようにと玄洋社を退社し、同志とも離れ、ひとりで決行に及んだのだった。
日本にもこんな方がいたんですね。今の日本人には到底出来ないことでしょう。
それにしても、習皇帝は失脚するのか。それとも、Chinaの最後の皇帝として幕引きをしてくれるのでしょうか。ここは、何としても幕を引いて貰いたい。