昨日取り上げたシュローダーを宮崎さんが取り上げてくれています。何と、プーチンの親友だったそうです。きっと金で繋がった親友なのでしょう。メルケルはどうなんでしょう。
ドイツも日本も禄な政治家がいないようです。敗戦国で生き残っているのはこの程度の奴ばかりなのでしょうか。残念です。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)5月22日(日曜日)
通巻第7343号 <前日発行>
親ロシア派、プーチンの親友だったシュローダー元独首相の黄昏
商人政治家、ロシア企業役員を辞任。元首相オフィスもブロック
ゲアハルト・シュローダー元独首相(77歳)といえば、退任後「ガスプロム」の取締役(二月に辞任)、ロシア国有企業「ロ フネフツ」の会長も辞任に追い込まれ、あまつさえ身内のEU委員会から制裁を受け首相経験者に提供されるオフィスも閉鎖を命 じられた。泣きっ面に蜂、いや自業自得かな。狡猾メルケル前首相はひとすら沈黙している。
ロフネフツはプーチンの友人イーゴル・セチン元大統領府副長官がCEOで、シュローダーは会長だった。ガスと石油の国有企 業とされるが株式は多国籍で、最大株主だったBPも早々と撤退を表明、関連会社の株式保有などは複雑に輻輳しており、インド や中国の華信能源も株主である。
セチンはフランス語とポルトガル語の通訳から出発し、サンクトペテルブルグ人脈に属する。プーチンが副市長時代から忠実な 副官として働き、プーチン政権では大統領府副長官だった。
ロシアのウクライナ侵攻を挟んで、ロフネフチの株価は655・8ルーブルから、侵攻直後の3月1日には266・25に暴落 した。5月20日には持ち直して、363・63ルーブルをつけた。株価回復の理由は欧州がロシアからのガス、石油輸入を減ら しているために、逆に相場が高騰したからである。
同社はウクライナ問題を離れても、クレムリンの利権と直裁に結びついているため、スキャンダルが絶えず、2016年に副社長 だったエロビェンキンがモスクワで不審な死を遂げたり、外国人の取締役が五人、一斉に退任したりしている。
それにしても、日本の売国奴はスケールは小さいようですが数が凄そうです。トータルすれば日本はドイツ以上の売国奴集団と言えそうです。何とも情けない。恥を無くした日本人は本当に醜い。