宮崎さんが一瞬驚くようなタイトルのメルマガを発信してくれています。何と、西側で唯一人戦争を外交で解決せよと発言する政治家がいる。それはトランプだという発言があったそうです。
一瞬誰だろうと思いましたが、それはトランプさんだと気が付きました。トランプ政権で一度も戦争をしなかった実績の凄さがここで見直されたということです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)5月12日(木曜日)
通巻第7330号
「戦争拡大より外交で解決せよとまともな発言をする政治家が西側に一人いる」
ノーム・チョムスキーが語った。「その人物の名はドナルド・トランプだ」
バーンズCIA長官とヘインズ国家安全局長はそろって「ロシア v ウクライナ戦争は長引くだろう」と見通しを述べ た。
ロシアが本格的な戦争体制に移行し、戦争は泥沼化する。ベトナム戦争、アフガニスタン戦争の悪夢が世界を蔽うことにな る。ア フガニスタン戦争をオバマ大統領(当時)は「正しい戦争」だと言った。20年間に米国は460億ドルを投じ、そして無様に敗 退した。
米国民の3000万人が無保険であり、およそ4250万人が「貧困」レベル以下の生活をしている。一方で、大學授業料を 支払 えず、一生かかって返済する学生ローンは天文学的な負債として積み上がっている。
民主党はつねに反戦を口にしながら、戦争をしてきた。共和党はいつも、その尻ぬぐいをしてきた。
バイデン政権はロシアのウクライナ侵攻以来、武器供与を連続して続けてきた。2月26日に3・5億ドル、3月16日に8 億ド ル、同月30日に5億ドル。4月12日に7・5億ドル、そして5月6日に1・5億ドル。
武器供与に加えて難民支援、食料、医薬品などを含む「ウクライナ支援パケッジ」は330億ドルの追加が認められた(ちな みに ロシアの年間国防費トータルは659億ドル)。
米国議会は「武器貸与法」改正を可決し、逐一の議会承認プロセスが簡素化された。
オースチン国防長官はレイセオンの取締役だった。バイデン大統領は5月3日に、ロッキード・マーチン社を視察し、生産の 拡大 を要請した。両者ともにジャベリン、スティンガー・ミサイルを製造している。
軍需産業各社の株価は跳ね上がり、ロッキードは44%の暴騰、ノースロップグラマンが32%、ゼネラルダイナミックスが 20%、レイセオンが19%の高騰ぶりだった。
フランスでもタレスの株価は60%の暴騰だった。
極左の思想家(言語学者)ノーム・チョムスキーが発言した。
「『戦争拡大より外交で解決せよ』とまともな発言をする政治家が西側に一人いる。たいそう危険だが、その人の名はドナル ド・ トランプだ」
極左の思想家にこれを言わせるトランプさんは偉大ですね。戦争嫌いのトランプさんに物足りなさも感じたこともありますが、このウクライナ戦争はトランプさんなら防いだことは間違いないでしょう。
それだけにあの不正選挙は許せません。何としても、トランプさんの早期復活を期待したい。次の選挙は余りにも遠い。