明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



午後神田でデザイナーの北村さんと待ち合わせ、ほぼ完成したデザインのコピーを見ながら説明を受ける。こんな事になりましたか。なんとなくイメージしていた物とは違っていて、実にカッコが良い。偶然がうまく作用している部分もあり面白い。こういうことは、集中した現場では良くあることである。先日など、こういうものが欲しいと北村さんが目の前で描いた絵が、その数日前に私が撮っていたものと同じカタチをしていた時は、ゾッとした。ゾッとしたわりには、それは最後のぺージで、少々濃い物を観てしまった人をホッとさせる役目をしていた。 ディアギレフがようやく乾燥したので、細部の仕上げに入る。モノクル(片眼鏡)とステッキを持たせるのが楽しみである。それにしても、首を外していると金日成でも作っているかのようである。 

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