明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



深川江戸下町資料館通りにある『深川いっぷく』へ歩いていく。想像以上に通りの奥にあり、4時を少々過ぎる。最初にウクレレブラザースのライヴ。空いているのは最前の席だったが、一曲だけ聞いて、後ろにさがる。もちろん大きなのが前にいたら迷惑だと思ったわけだが、それ以外に理由がある。(新刊『Objectglass12』の寺山修司の頁を参照のこと)笑わせるトークを挟んだライヴも盛り上がり、桜餅と昆布茶をいただいたあと、彷書月刊の皆川さんと南陀楼綾繁さんのトーク。出版と言っても様々な形があるものだと、最近なんとなく解ってきたが、笑いを交え彷書月刊の歴史をふりかえる。短い時間にかかわらず、雰囲気は伝わる。 南陀楼さんには、出来たての拙著『Objectglass12』見本でもらった5冊のうちの1冊を進呈。これには作家シリーズ12人を載せているが、12人とは別に、番外として宮武外骨を載せた。これは『本とコンピューター』編集者時代の南陀楼さんに依頼され、早稲田大学の図書館内で撮影したものである。 打ち上げに参加。『貸本小説』の末永昭二さんらと、なんだか愉快な話をして過ごす。 この通りには白昼夢を撮影した洋品店がある。もちろん100を越す合成で、一見では判らないであろう。久しぶりに覗きたいと思ったが、近所の古いアパートに住む人の案内で、別の道を通ることに、このアパートは明智対二十面相を撮影した場所である。すでに懐かしい。
『Objectglass12』サイン本予約受付開始する。

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