明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



数あるGSの中でもモップスは違っていた。鈴木ヒロミツ死去。 たしか受験をひかえた弟のバンド活動を止めさせるため、練習場所に説得にでかけたのに、結局自分も入って、リーダーになってしまったのではなかったか。 高校の修学旅行の車内、通路で馬鹿話に興じているところへ鈴木ヒロミツが通りかかる。握手をしてもらった。大変感じの良い、気さくな人物であった。少し遅れて楽器ケースを手にしたモップスの他のメンバー。「なんでも一人で決めちゃうんだもんなァ」とぼやく星勝。東京駅だったか、停車中のホームで再びモップスを見かけると、なにやらもめていた。バンドはこうじゃなくちゃ。解散直前だったのであろう。

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