明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ひさしぶりにO君に会う。花見の予定だったが、そんな天候ではないので、とりあえずK本に行く。ここのところ連日飲んでいるが、二日酔いをまったくしない体質なので、どうということはない。(正確にいうと20数年前に一度だけある)ここの焼酎は効くから注意するようにと言って始める。昨日のTさんはホッピーを半分ずつジョッキに入れて飲んでいたが、他所の店と同じつもりでそれをやると、とんでもないことになる。案の定、早々に引き上げていった。 O君とは25の時からの付き合いなので、彼にも何度か撮影に付き合ってもらった。鏡花の撮影のとき崖下までおりて撮影していて、ぎりぎりまで粘って暗くなり、大雨に降られ、帰りが大変なことになった。(そういえばTさんとは、同じ場所でニジンスキーの牧神を撮影したのであった) 『Objectglass』を見せながら、この猫は、この席から撮ったのだなどと言っているうち、O君の顔が赤くなってきたので、もう少し“焼酎の薄い”店に移動することにする。なにしろ彼は、階段を踏み外したように、突然酔いがまわるのである。へろへろのO君に、長いこと同じこと続けてるよなあ、と呆れたような感心したような顔で言われる。20代からの友人に言われるとそんな気もする。

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