明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



近所のスーパーで亀戸大根を売っていた。群馬産であったが、珍しいので買う。ついでに道端で売っていた野蕗とエシャレットも。 大根の葉っぱは、捨ててしまう人が多いようだが、私は大好きなのである。むかし岐阜の製陶工場に勤めていた頃、昼食は工場長と一緒に、奥さんの作ってくれた物をいただいていたが、辞める時に、何が一番美味しかったかと聞かれ、みず菜をゴマ油で炒め物だったと言ったら、他にもっと美味しい物があっただろうにと、ガッカリされてしまった。私はそれまで、みず菜を見たことも食べたこともなかったのである。東京に帰ってきて、思い出しては、代用として大根の葉っぱを炒めて食べたものである。亀戸大根は、浅漬けや、下ろしてたいそう美味しかったが、葉っぱがまた格別であった。

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