明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ある人から『Objectglass12』を、若いアメリカ人の写真家にあげたら、凝視すること30分。無言でした。とメールをいただいた。どういう理由で無言だったのかは書かれていなかったが、30分とはいえ、アメリカ人が黙っていたのだから、良い話であろう。 焼き鳥屋のK越屋に行き、親仁さんと今日はサンマある?とかなんとか話していると、通りの向かい側から手招きする工務店のSさん。先日花見に誘われた72の年寄りである。昨日は、ウチじゃ呑まないからと上等な焼酎を持って八幡様の骨董市に誘われた。この調子だと日曜ごとに誘われるのではないか・・・。 何かと思えば、選挙事務所行って呑もうという。「タダで呑めるよ」「ヤダよそんなのー」「判ったよ、後で行くから待ってて」というわけでK越屋で飲んでいるとSさん戻ってくる。いいの飲んでも?明日検査でしょ。だから家にある焼酎をくれたに違いない。「K越屋の親父には焼酎あげた事いわないでよ」。検査結果によって、店に来なくなることをK越屋の親父に「すーぐビビリやがって。臆病な野郎だぜ」とからかわれるからであろう。 先日の八幡様で、ほんとに骨董好きなのは判っていたが、「いくら言ってもバアサンに棄てられちゃうんだよな」ロレツが廻らない説明によると、親父さんの趣味は子供時代を懐かしんでの古民具に限るようである。70過ぎの爺さんが子供時代を懐かしんで買ってくるガラクタを、婆さんに棄てられない方法などあるはずがない。


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