明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



午後、洗濯でもしようと思っているところへ近所の工務店のオヤジさん。「花見行かない?船に乗ろうよ」今年最後の花見は、72歳の老人と二人ということになった。ウチのマンションは川べりにあり、ずっと桜並木が続いている。桜がふりそそぐ中、露天でビールを飲んで、船着場へ。この時期限定、和船で20分間の遊覧である。 以前、某作家が、カヌーに乗って隅田川から東京湾へという番組を見ていたら、目の下の川を通っていった。どうみても、ウチのマンションの屋上から撮ったとしかみえなかったが、その間中、臭い々と言っていたのを覚えている。四万十川でも下っていればいいだろと思ったものだが、今は、臭くなくなっている。けっこう改善されるものだと感心したのであった。川面から桜並木を見上げて気持ちがよい。途中すれ違った船上の新内流しは、昔を再現したものらしい。柳家三亀松が川並時代に、この川で筏に乗ったのは間違いないだろう。

過去の雑記
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