明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



アダージョ次号用の人物佳境に入り、最後に眼鏡を作っている。 身辺雑記といっても私の飲酒の様子や、飛び降り自殺した死体を観てしまった友人の話より、できるだけ作品制作の話を書きたいと思うのだが、いかんせん制作中は面白いことなど何もなく、特に苦しんでいる時は、そこから抜け出すには、じっと耐え続けるだけで、余計書くことがない。つまり、制作上のことがでてこない時は、決まって苦しんでいるときであり、かといって、苦しまずに作れることなど、ほとんど無いので、結局飛び降り自殺した死体や、蕎麦の上に目玉焼きが乗っていた話などでお茶を濁すことになるわけである。というわけで、今回の人物も、画は比較的早く浮かんだが、肝心の人物像が難航した。

01/07~06/10の雑記
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