明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昼過ぎにT屋に食事に行くと、昼食はHさんのはずが奥さんが店に出ている。私が帰った後、Kさんと朝まで飲み続けてしまって、起きてこないらしい。奥さんにカピバラのことを訊いてみると、知らないという。だいたい大ウナギからスズキ、カピバラと、次第にサイズアップしている気がする。今後もHさんに及ぶアルコールによるダメージの度合いに応じて、さらに巨大化した生物が登場するのではないか?心配しつつ、少々楽しみである。  夕方まで本を読み、実家に帰ろうとしているとそのHさんから電話。もうすでにろれつが怪しい。K本の常連Mさんが来ているというので顔を出す。「なんだよカピバラはー奥さんそんなもの見てないって」というと、たまたま降りてきた奥さんにHさん、「見ただろ?あそこで10年ぐらい前に」奥さんニヤニヤしながら「そういえば見たかもしれない~」なんだよこの夫婦。先日の誕生日プレゼントがまだ効いているらしい。Hさん曰く、カピバラは“ウジャウジャ”いたそうである。  母と外で夕食を食べ実家へ。先年亡くなった幼馴染Nのお袋さんと母は未だ仲がよい。Nの遺品の整理は大分すすんだそうだが、Nが撮った私の写真が出てきたので貰ってきたという。見ると高校一年の頃だろうか、近所の公園のブランコに坐る私と、もう一枚。先日書いたばかりの、Nが借りてきたグレコEG-420を抱える私であった。私が当時もらった写真の角度違いである。お気に入りだったスティーブン・スティルスのつもりのストライプのシャツを着ている。襟が擦り切れても着ていたが、母に捨てられてしまったのを思い出した。

01/07~06/10の雑記
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