明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



『高度成長期の大プロジェクトだった黒四ダム建設を描いた小説「黒部の太陽」の誕生45年とテレビドラマ化を記念し、舞台になった長野県大町市で、焼酎を赤ブドウ酒で割った爆弾酒「破砕(はさい)ロック」が復刻された。発破をかけると大量の地下水が噴き出す「破砕帯」にちなんで命名。難事業に挑んだ作業員たちは「早く酔って疲れを忘れたい」と、アルコール度数が強い爆弾酒を好んだ。』(毎日jp) いわゆる爆弾だが、ただ焼酎に赤ワインを混ぜるだけだから復刻も何もないと思うが、これはなかなか素敵な発明である。私の場合は赤ワインを申し訳程度しか入れないが、ちょっとワインをいれただけで焼酎が赤く染まり、少々だろうが沢山だろうが、違いが判らないところがミソである。よって白ワインではいけない。どうも悪用されそうな酒であるが、かくいう私も今年の花見で、このおかげでデジカメを無くした。  私にその飲み方を教えてくれた階下のフリーのプロデューサーYさんから、K本にもらったおでんの出汁で作った炊き込みご飯ができた、とお裾分けをいただく。足立区生まれのYさんは、飲むと茹で上がったベンケイガニのようで、時に足立区には儒教が伝来しなかったろ、と思わせるが、実際は神経細かな気配りの人で、人望も厚い。いただいてみると実に美味しく、労働者階級なら物足りないくらいの上品な薄味で、別にいただいた大根と厚揚げの煮物など、京都か!と突っ込みたくなるような味であった。

01/07~06/10の雑記
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