明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ここ数日、いつかはやらなければならなかった、ポジ、ネガフィルムをスキャニング。スキャナーが届いて開ける前にコンビニでキン宮焼酎とつまみを買う。スキャニングを待つ間、酒でも飲みながらでないとやっていられない。コンビニではキャンペーンで7百円ごとにくじを引くが、これがハズレが少ないのか、必ず当たる。今日は3枚引くところ、4枚引いてしまったが、すべて当たっていた。もちろん一枚返した。もう十連勝くらいである。レジではいちいち「御目出度う御座います」といってくれるが、カップラーメンやペットボトルの水で運を消費したくないのだが。 癇癪の元になるので数台壊してから数年間、手元にないのがプリンターとスキャナーである。私は人に対して当たることなどないが、これが機械となると一変する。だいたい苛立っては無理して壊してきた。家の裏手が太平洋に面した切り立った崖だったら、頭上高く差し上げ、間違いなく太平洋に叩き落としていたであろう。少なくとも苛ついてマニュアル読みながら、毎回浮かぶのはその場面である。そもそも機械相手に「テメー」だの「この野郎!」といってる私にも問題があるが、これがどうにも押さえ難い。スキャナーが届いた日は、パソコンがスキャナーを認識してくれず、スキャニングを始めたのはすでに夕方になっていた。 写真を始めるのが遅かったのは、メカ音痴が祟ったのも理由の一つであろう。始めてみたらみたで、作る事になるとこれまたせっかちに変身する性質が災いし、暗室作業が全くあわなかった。陶芸を学んでいた頃、朝まで待てず学校に忍び込んで、ゆっくり冷まさなければならない窯をうっすら開けてしまった私である。 機械嫌いといえば腹が立つのは改札口で、入る直前に行く手を阻まれることである。料金を支払えば開くのだから問題はないが、センサーで閉まるのか駅員が操作しているのかは知らないが、機械如きがピンボールのボール扱いしやがって、と血圧が上がる。

オイルプリント制作法

インキング映像↓

http://youtu.be/kZozcEqgKsE 

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