明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



23日~29日丸の内丸善用『人・形展』用乱歩。これは以前に見た夢がもとになっている。 乱歩邸書斎。乱歩が机に向かっているのに何故か宴会をやっている。乱歩は寝床で寝転がって書くと聞いていたが。 ふと見ると、乱歩がこっそりと懐から何かを取り出した。怪人二十面相のマスクではないか。それに気付いて騒然となる室内。新保博久さんや山前譲さんが老人を羽交い締めにし、締め上げる。「先生!それだけはお止め下さい!」慌ててカーテンを閉めたり、乱歩が落としたマスクを、犯人から拳銃を遠ざけるように蹴飛ばす編集者。確かに二十面相の正体が乱歩だと露見したなら、全国の良い子はガッカリである。 書斎の乱歩愛用の椅子に座って記念撮影したことがあるが、そこに座る乱歩の横に日影丈吉がならぶ写真がある。いつもムッツリしている日影が嬉しそうである。

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