明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

乾燥  


日影丈吉は大きめである。どうも作家シリーズ当初のサイズでは限界のようで、今後、サイズが大きくなっていくかもしれない。乾燥に入る。粘土の乾燥には熱だけでなく風が必要である。乾燥機使うには涼しくなったので助かる。久しぶりに江戸川乱歩のベレー帽を作った。 K本の撮影は、各パーツ、シチュエーションに分けて保存しているが、外観を撮ったカットが少ない。理由は通りの向かいに数年前立てられた街灯である。夜間は常に野暮臭い灯りに照らされており、おかげでK本の暗くポツンとしたところに店内の灯りがもれる。というかつての風情がなくなってしまった。これはなんとかしなくてはならない。ついでに、現在かけられることのない暖簾も、ちゃんとかけて再現するつもりである。


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