明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



手回し轆轤は、届いた時、嫌に重いな、と思ったが、使っていたものより一回り大きく重い。三カ所に丸いへこみがある。それで判った。凹みに指か棒を当て回転させ、廻っている間に回転体の器を作る轆轤であろう。より回転を持続させるために重い。私の場合は、様々な向きから作るためであって、遠心力など必要がない。不必要に重いので、いずれ別な物に代えよう。これに盆栽用針金をガムテープで留めて作り始めるというのは、おかしなやり方だろう。昔雑誌で公開したことがあるが、もう一つ変わった所では、これも最初から未だに使っているのが、アイスクリームの大きめの木のスプーンである。質感、弾力、どれを取っても代わりが効かない。使う道具で製造中止になり、最も困るのはこれである。よもや製造中止にはならないだろうけれども。 最後の片づけ作業をしながら、頭が作る方に向いて来ているのが判る。終わるまでは絶対粘土を注文しない事。寝てる子よ、もうちょっと寝ておけ。

タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第16回『トラウマ』
『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界


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