明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



長年愛用してきた柱時計、ようやく取り付ける。音は良いが少々音が大き過ぎ、テープを巻いて小さくしたのだが、ここではまだ大きく、さらにテープを巻いたらポテンという情けない音に。明日調整の事。子供の頃、いつもコチコチ言っているので、麻痺してホントに鳴っているのか判らなくなり、時計の下で耳を澄ませて悩んだ。聞こえているようないないような。 夢野久作を柱時計の中に入れた作品を作った時、どうせなら時間を精確に、とタクシーで砂町銀座の時計店に持ち込み調整してもらったが、その時計店はまだあった。また結局、時計部品だけ入手して頓挫してしまったが、振り子の替わりにワイヤーに付けた斧が縛り付けられたエドガー・アラン・ポーに迫る『落とし穴と振り子』を制作しようと、刃の付いた振り子を金工家の友人に発注する寸前まで行ったのだが、上手くスウイングする気がせず。 取り付けた柱時計、仕事中見上げる位置に取りつけたが、昼間は良いが、電灯を着けると片側に影ができ違和感がある。柱時計は部屋の真ん中で電灯と正対し、柱時計の影はあまり見たことがないせいであろう。慣れるしかない。

タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第16回『トラウマ』
『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界




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