英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

重くのしかかる勉強負債

2020年08月10日 | 指導現場にて
中学生のテキストに載っていた英文。

Having dreams is important. But doing something for the dreams is more important than having dreams.
(夢を持つことは大切だが、夢のために行動することの方がもっと大切だ)

動名詞と比較級を学べる英文ですが、この英文の真意が中学生にはなかなか分からないでしょう。夢を口に出す、そして、行動に移す大切さ。

「○○になりたい」「○○大学に合格したい」なんて、誰にでも言える。果たして、そのために今日何をしたのか?自問してみるがいい。

歳を取ってからでも勉強はできるけど、若い時に勉強をしなかった「勉強負債」は大人になって勉強しても解消されることはなく、むしろずっと重荷になっていく。例えば、学生の時に英語から逃げていた大人が社会人になってTOEICを受けなければならず、どれだけ苦労と後悔をしているか、想像できるか?

知識云々の前に、規則性を見出し具象を抽象化する論理的思考力の不足が人生に与える影響は、考える以上に計り知れない。だから、行動=勉強するしかない。


コメント
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